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アメリカが打ち上げた無人探査機ニューホライズンズが冥王星に最接近!冥王星の謎に迫る!?

ネットで話題

おはこんばんにちは、七宝です。

天文部門のビッグニュースが飛び込んできましたね

ダーク・ドーム・クローズ

ここで、冥王星についておさらいしましょう

冥王星は海王星軌道の外側で太陽を公転する天体(今でいう太陽系外縁天体)としては最初に発見されたもので、1930年に天文学者であるクライド・トンボー氏によって発見されました。
軌道は離心率が比較的大きい楕円形であり、黄道面から大きく傾いています。
直径は2,320km、地球の18%くらいの直径しかありません。
表面積は地球の0.033倍
体積に至っては、地球の0.0066倍しかありません。
冥王星の自転周期(天体が自転軸の周りを、背景の星に対してちょうど一周する時間)は6日9時間17分36秒
衛星を5つ持っています。
冥王星の有名な衛星が「カロン」です。
2006年までは太陽系第9惑星とされていましたが、外縁天体の「新しい下位分類のプロトタイプ」として現在は準惑星に区分されています。

冥王星には地球のようにはっきりとした濃い大気はありません。
冥王星の表面温度が想定されていた温度よりも低いことが判明したからです。

冥王星が遠すぎるため、探査機などの接近探測を行ったことがないため
冥王星の物理的特徴に不明な部分が多いです。
冥王星を地上から観測しようとすると、望遠鏡を使わないと肉眼では見えません。
それも大きい望遠鏡で観測しないと、ただの点にしか見えません。

不明な部分を解明するために、無人探査機ニューホライズンズが打ち上げられました。

※太陽系外縁天体(たいようけいがいえんてんたい)とは、海王星軌道の外側を周る天体の総称である。
準惑星に定義されている星は、冥王星の他にエリス・ケレス・マケマケ・ハウメアがあります。

この記事を読んでいる方の中には、この言葉を聞いたことがある人がいるかもしれませんね

「水金地火木土天冥海」

これは筆者が学生時代に覚えた太陽系惑星の並び順でした。
はい、ツッコミが入ると思います
「今は、「水金地火木土天海冥」だろ?嘘言ってんじゃねーYO」

実はこの並び順は、冥王星の軌道にヒミツがあるんです。
冥王星の起動は、惑星は黄道面と呼ばれる仮想の平面にかなり近い面を公転しており、軌道の形は真円に近いのが一般的ですが、
冥王星の軌道は黄道面から大きく傾いており、離心率が大きい(歪んでいて真円から遠い)ため、冥王星の軌道の一部は海王星よりも太陽の近くに入り込んでいるんです。

だから、上記の「水金地火木土天冥海」と言う並びが出来るんです。
ちなみにこの並びは微妙なズレはあるものの、約13年間と約20年間の間だけ起こる現象なんです。

そして、今回打ち上げられた無人探査機「ニュー・ホライズンズ」ですが、
打ち上げられた目的は、冥王星を含む太陽系外縁天体の初探査なんです。

だから、今回の目的はニュー・ホライズンズの目的地のひとつに到着したことになります。

ちなみに、ニュー・ホライズンズは冥王星軌道を通過後、エッジワース・カイパーベルトと言う
太陽系の海王星軌道より外側の黄道面付近にある天体が密集した、穴の空いた円盤状の領域の探査を予定しています。
CDやDVDの円盤をイメージすると領域のイメージが出来ると思います。

このニュー・ホライズンズは日本のすばる望遠鏡も参加して捜索が行われているので、今後の発表が待ち遠しいですね。

ニュー・ホライズンズの冥王星探査の詳細と今後の予定をここに記載しておきます。

冥王星探査の詳細
2015年1月15日: 冥王星の観測を開始したと発表。
2015年2月5日:1月25日に撮影した冥王星とカロンの画像を公開。
2015年2月14日:冥王星探査開始。
2015年4月後半:この頃には、画像の画質がハッブル宇宙望遠鏡による最良のものと同等になる。
2015年6月初旬:全ての観測機器が常時観測体制に入る。
2015年7月4日:通信途絶が発生し、回復後も一部の機器しか動作しない状態(セーフモード)に陥ったが、その後の作業により復旧した。
2015年7月14日:11時47分に冥王星をフライバイ(接近通過)し、冥王星と衛星カロンを撮影。最接近時の距離は13,695kmで、カロンの公転軌道の内側を通る。そのときの速度は14km/s。
2015年8月まで:冥王星とその衛星を観測。
2015年8月後半:接近後の探査終了。
2016年4月後半:全てのデータを送信完了。

今後の予定
2016年 – 2020年頃:エッジワース・カイパーベルト内の太陽系外縁天体を観測。
その後は太陽系を脱出する。

引用元:wikipedia

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