将来、充電バッテリーが飛行機に持ち込めなくなる？！アメリカでは持ち込み禁止の動きが！

2015.10.19

モバイルバッテリーおすすめ

おはこんばんにちは、七宝です

ユーザーのみなさんで、モバイルバッテリーを使っているユーザーさんは
どれくらいいるのでしょうか？
ほぼ全員が持っているのではないでしょうか？

筆者は以前使っていたモバイルバッテリーが速攻ヘタってしまったために
次のモバイルバッテリーを選んでいる最中です

が、そのモバイルバッテリーに問題が出てきました

というのも、アメリカ連邦航空局は、航空機内での火災の懸念があるとして
リチウム電池の飛行機内持ち込み禁止・飛行機チケットにも「リチウム電池を持ち込みません」
という項目を盛り込むように、各航空会社に要請しているのです

ここで、リチウムイオン電池ってなんよ？ってユーザーさんもいるかと思います
リチウム電池はユーザーのみなさんが使っているモバイルバッテリーのほとんどが
このリチウムイオン電池に当てはまります
（モバイルバッテリーの裏面にリチウムイオン電池（orバッテリー）の記載があると思います）

これは「SANYO USB出力付リチウムイオンバッテリー」の背面です
赤い四角で囲ってあるのが「リチウムイオン」の記載です

ちなみに、「リチウム電池」は充電ができません
みなさんが使っているモバイルバッテリーと呼ばれるモノは「リチウムイオン二次電池」と
ちょーっとどころかかなり違う電池なんです

なぜ、リチウムイオンが持ち込み禁止になるのか？と疑問が必ず上がると思います
2013年に、リチウムイオン電池に関する航空機事故が起きていたからなんです

この事故は、2013年の1月7日に
アメリカのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港（ボストン・ローガン国際空港）に駐機していた日本航空（JAL）の機体内部の電池から発火

また、同じ年の1月16日に
山口宇部空港発東京国際空港行きの全日本空輸（ANA）が香川県上空を飛行中に
「機体前方の電気室で煙が感知された」との不具合のメッセージ表示と異臭が確認されたため、高松空港に緊急着陸した

この二つの事件が起きたために、アメリカ連邦航空局が耐空性改善命令と世界各国の航空当局に対し同じ措置をとるように求めたために
そのとき空を飛んでいた全ての飛行機が、一番近い空港に着陸
世界各国で運航中の機体すべてが運航停止になってしまったのです

実際に、このリチウム電池が原因で貨物飛行機が、墜落している事故が起きています
その事故の詳細はここから
UPS航空6便墜落事故
（wikipediaに飛びます）

2013年の事故は、人為的被害はなく、けが人もゼロでしたが
1月7日に起きていたボストン・ローガン国際空港に駐機していたJALの出火の経過報告として
『リチウムイオン二次電池が過熱して』損傷したとの報告を上げています

はい、ここで『リチウムイオン二次電池が過熱して』に注目です
『リチウムイオン二次電池が過熱して』は、大体のユーザーさんが経験している事例です
というのも、2006年に起きた大規模なノートパソコン及び携帯電話のバッテリーの不具合を覚えているでしょうか？
実際に携帯電話のバッテリーが熱くなったり、ノートパソコンが発火したりしたあの事件です

画像を見るとわかりますが、かなり膨らんでいますね？