こんにちは、ゆこです。
今日は、最近よく目にする「私服面接」について調べてみました。
「ビジネスカジュアルなんて知らない」では済まされない最近の面接事情
ここ数年で面接やセミナーを行う会社が
「私服でお越しください」と連絡してくることも少なくないそうですね。
20年くらい前だと考えられないことですが
最近は企業側がセミナーや面接を「お互いをよく知るための場」として考え
学生がリラックスして話しやすいように
またお互いがコミュニケーションがとりやすいように
そう配慮して「私服面接」を実施しています。
とはいうものの、これまで黒か灰色の質素なスーツで
就活をがんばってきたという人にとっては、まさに青天の霹靂。
「え?え?なにを着て行ったらいいの?」
…と、オロオロしてしまうかもしれません。
もしかしたら面接から逃げ出したくなるかも……
そりゃそうですよね。
これまで「スーツ」という「制服」のようなものを
皆と同じように着ていればよかったのに
いきなり「私服見せて」と言われているようなものですから。
まして相手は初めて会う他人。
しかも企業の、もしかしたら上司になるかもしれない人たち。
緊張しないわけがありません。
とはいえ、私服の良し悪しで内定が決まるわけではありませんので
どうぞ、ご安心ください。
アパレル系などのファッションセンスを問われるような企業であれば
服装の良し悪しやその服装を選んだ理由などが必須かもしれませんが
それ以外の企業で服装のセンスを問われることは、まずないでしょう。
それに就職活動は効率よく活動するために
一日で複数の企業を回ることも多いはずです。
「明日は午前中にもう一社面接があるのに、いちいち私服に着替えて行けないよ」
…という方もおられるはず。
そういう場合はスーツでもなんら問題ありません。
「私服でお越しください」は
「絶対に私服でなければいけません」ではないのです。
自分自身がリラックスできるような服装で臨んでください。
ジーンズはNG?リラックスできて先方に失礼のない服装って?
とはいえ、私服OKだからといって、私服なら何でも着て行っていいのか。
……という考え方は良くありません。
「あーほら、やっぱ服装の決まりあるんじゃん!」
……と、ここで愚痴をこぼした、あなた。
決まりというよりも「暗黙のルール」と考えてください。
通常、これはTPOやマナーとも言いますが
以下の点を押さえて服装をチョイスするのです。
外出して目上の方に会う。
自然に「失礼のない服装にしなければ」と考えられるのではありませんか?
人事部には採用する学生の方々の感覚に近くあるようにと
若い社員さんも多くおられますが
その社員さんたちの上司である方は、
ほとんどがアラフォーかアラフィフではないでしょうか。
特に大手企業はその傾向が強いと思われます。
学生さんから見ると、親くらい歳の離れた方にお会いするかもしれないのです。
そう考えると、やはりジーンズなどは選べません。
「え?どうしてジーンズNGなの?」
と思われるかもしれませんが
そもそもジーンズは作業をするために生まれた衣服なんです。
1848年頃にアメリカで起こったゴールドラッシュ。
破れにくい作業着として、キャンパス(帆布)生地を使用して
リーバイス社のリーヴァイ・ストラウスが作成した作業着
それが時代とともにファッション性が強まり
デザイン性も値段も高いジーンズが発売されているため
勘違いされている方も多いのですが
本来のジーンズは作業着という扱いです。
最近ではドレスコードが緩くなった店も多いようですが
ある一定の格式を持った場所へジーンズをはいてゆくと
とても丁寧に入店をお断りされてしまいます。
ですが、一部の企業ではジーンズOKのところもあるようですね。
どうしてもはきたい場合は、もし社員のなかに先輩がいれば
相談してみるのもひとつの手段ではないかと思います。
ただし、いくら企業側がOKでもダメージジーンズは避けてくださいね。
私服OKの面接とはいえ、TPOを考えたら、
やはり、ジーンズは避けておいたほうが無難でしょう。
では、なにが良いのか……というより、なにがダメなのか。
避けたほうが良い服装を調べました。
- ジーンズ・カーゴパンツ
- トレーナー・パーカー
- 原色がキツい・明るすぎる派手な色合いの服
- 肌の露出が多い服(男性なら短パン・ランニングシャツ。女性ならミニスカート・ホットパンツ・キャミソール)
- 素足・トレンカ・網タイツ
- スニーカー・サンダル 女性ならミュール・ブーツ
高級ブランドのバッグや小物
派手なネイルも避けたほうがいいでしょう。
高級ブランドバッグは分不相応に見られますし
派手なネイルは仕事の邪魔になりますので良い印象は与えません。
ビジネスカジュアルってどんな服装?
雑誌などで最近よく耳にするのが
「ビジネスカジュアル」もしくは「オフィスカジュアル」という言葉です。
男性ならば
- 襟付きのシャツ
- 落ち着いた色合いのジャケット
- コットンもしくはウールのパンツ
- 革靴
女性であれば
- 落ち着いた色合いのトップス
- ジャケットもしくはカーディガン
- スカート・パンツ
- パンプス・ヒール
なるほど。
スーツほど堅苦しくありませんが、私服というほどラフでもありませんね。
男性はノーネクタイでも大丈夫。
女性は基本的にキャミソールはNGですが
上着を絶対に脱がないとするならばOKのようです。
ファッション誌ではビジネスカジュアルの着まわしは定番のネタですし
インターネットのファッションサイトでも
ビジネスカジュアルを意識したお店もあります。
そういった雑誌や画像を参考に探してみるのも良いかもしれません。
いろいろと書き連ねてしまいましたが
面接だからと、好印象を与えるために力を入れすぎる必要はありません。
先方へ失礼のないような服装ならばOK。
もしもファッションセンスに自信がないなどで
めちゃくちゃに悩んでしまって決まらないのであれば
「もうスーツでいいや!」くらいの大らかな気持ちで
面接やセミナーへ参加してくださいね。
第一印象の教科書。「身だしなみ」「表情」「あいさつ」で第一印象を磨き、ビジネスの人間関係を円滑にする10分で読めるシリーズ
マイナビ2018オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド 面接担当者の質問の意図
View Comments (0)