おはこんばんにちは、七宝です
今月は流星群が3つもある!
今日はおうし座南流星群のピークです
というのも、おうし座流星群は10月上旬から11月下旬にかけて観測され、
11月に入ると極大(流れ星のピーク)を迎える、季節ものの流星群です
ピークになると、こんなにたくさんの流れ星が肉眼で観測できるようになります
※火球(かきゅう)とは
どの惑星よりも明るい流星と国際天文学連合が定義しているもので、
簡単に説明しちゃうと、めっちゃ明るい星のことです
(厳密にはもっと難しい説明があるんですが、カーット!)
別名火玉(ひだま)とも呼ばれています
毎年、11月になると観測できる流星群ですが、
毎年観測できるベストな観測環境かというと、そうでもないのです
月の満ち欠け次第で、この流星群が月光で見えなくなる年もあるんです
「来年も見れるなら来年みよう」なんて言い訳は、天文観測には通用しないんです
その日その時が二度と来ないのと同じなんですよ
じゃあなんで毎年観測できんのよ?と思われると思います
流星群には流星の母と表現する『母彗星』が必ずあります
このおうし座流星群の母彗星はエンケ彗星と言って
3.3年で太陽の周りを公転する彗星なんです
このエンケ彗星ですが、最も短い公転周期をもつ彗星として有名で
これまで何度も公転しているため、チリの帯の幅が広がり
活動期間が長くなっていると考えられているんです
ちなみに、このエンケ彗星はあのハレー彗星の次に周期性が確認された彗星でもあります
すいーすいーと星が本当に流れていきますね
シューティングゲームじゃないですよ?
方角は、東の方角で、冬の星座でおなじみのオリオン座が見つけられればOKです
その隣がおうし座なので、オリオン座のお隣と覚えておけばいいですね
見ごろの時間帯は21時~日付が変わるまでなので、これから防寒支度をしていけば間に合いますね!
だいたいですが、1時間に5個~10個くらい観測できたらいいといわれています
が、今回のおうし座流星群はたくさん観測できているようです
今日見れるおうし座南流星群(南群)の放射点と来週極大を迎えるおうし座北流星群(北群)の放射点の説明です
※放射点(ほうしゃてん)とは、流星群に属している流れ星が放射線状に飛び出してくるように見えるポイントのことで
輻射点(ふくしゃてん)とも表現されます
なんで放射点があるのかというと、流星群とはその漢字のごとく流星が群れを成しています(=集団)
この集団は、カタチや大きさが似ていたり、小天体の向きが同じの似たり寄ったり集団で
その集団が楕円軌道を描いて、太陽の周りを公転してます
その楕円軌道の領域に地球が突入していくと、見かけ上空の1点から放射状に流星が飛び出してくるように見えるようになります
これが放射点が見える由来なんですね
上のほうで、流星群が3回見えると書きましたが
3回のうちの2回がこのおうし座流星群です
あと1回は…ウフフフ(サ○エさん風に
スマホでおうし座流星群を確認したいユーザーさんにオススメ天体アプリです
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静かに座って太陽系について学びたい人向けにSolar Walk
こういう天体観測セットがあると、初心者としてはどんな望遠鏡を買っていいかわからなくなるので
ありがたいですね
別名がかっこいい!そしてすごく気になった!