こんにちは。トレーズです。
実は私は、ついこの前まで喫煙者でした。
我慢するだけで、不労所得になるということはわかっていても、タバコが好きで、なかなかやめられなかったのですが、ある時妹に色々助言を受けて、「やめよう!」と決意して、やっと止められたんですね。
タバコは、嗜好品です。
なので、本来貧乏な私には、不釣り合いなもの。
いくら、一日に吸う量を減らしても、安いタバコに変えたとしても、それは一時しのぎ。
本当にお金が無くなる前に、禁煙をしたというわけなんですね。
で、タバコの値段が上がるとの報告も受け、止めて良かったーと思いましたね。
吸わないだけで、月にかかるタバコの値段がなくなり、不労所得になる。
これは、尊敬する方に教えていただいた言葉ですが、本当にそうだと思います。
お金がない。お金がない。
そう言いながら、一日数本のタバコを止められなかった私は、やっと止めることが出来たのは、意識改革でした。
ということで、タバコの値上げが、喫煙者を減らすことが出来るのか?まとめてみました。
タバコの値上げは、喫煙者を減らせるのか?禁煙外来に行かなくても止めることが出来たのは何故?
タバコを吸う喫煙者の割合は、貧困や教育レベルが下がるほど多くなることが判明しています。
それは、何故なのか?
アメリカでは喫煙率が貧困層で26.3%なのに対し、それ以外では15.2%と、貧困層での喫煙率が他に比べて非常に高くなっているという結果も出ています。
喫煙に対する政策の1つとしてたばこ税の増税が挙げられるのですが、データ分析およびマーケティングを専門とするPriceonomicsは過去のデータを分析し、増税が貧困層の喫煙率を下げるのに貢献していないとして、増税による効果に疑問符を投げかけています。
How Cigarettes Tax the Poor
先進国でも、タバコの需要が高いアメリカでは、喫煙に対する政策として、タバコのパッケージに危険性を訴えるラベルを貼ったり、喫煙の危険性を認知させる公共プログラムを実施しています。
また、タバコの税を上げるということもしており、何とか喫煙者を減らそうと頑張って来ました。
ところが…。
増税は、喫煙率の低下以外に税収入を増加させる狙いもありましたが、経済学者によれば、増税はタバコの消費量にほとんど影響を与えていないとの結果に。
たばこ税の歴史は決して古くなく、喫煙による害が広く認知される前から存在していました。
クリストファー・コロンブスが先住民からもらったタバコをヨーロッパに持ち帰った直後から、タバコはぜいたく品として高い税金がかけられたそうですから、歴史を感じますね。
アメリカでたばこ税が生まれたのは1862年のことで、政府にはタバコから徴収された税収を南北戦争の資金源とする目的がありました。1
1883年には、タバコからの税収がアメリカにおける全税収の約3分の1を占めていたたのことですから、どれだけ多くの人がタバコを吸っていたかがわかりますね。
たばこ税を導入してもタバコの人気は衰えることを知らず、1900年から1964年にかけて、1人当たりの年間タバコ消費量は54本から4000本以上にまで増加してしまいます。
上のグラフは1960年から2014年までのアメリカにおけるタバコ1箱の価格(青色)と、1箱当たりのたばこ税(オレンジ色)を示しています。
ただし、1970年以降はテレビおよびラジオでの宣伝が禁止されたり、二度にわたる大きな増税があったことで年間消費量は急激に減少しています。
タバコに対する公共政策を実施したことで、喫煙率は1964年の42.4%から2015年には16.8%まで減少。これと同じような現象が先進国で確認されているのですが、貧困レベルが高い発展途上国における喫煙率は先進国ほどの減少を見せていないそうです。
貧困な人ほど、タバコを吸うのを止められないのは何故なのか?
こちらのグラフも見て下さい。
先進国は喫煙率を下げるために増税を幾度となく実施し、アメリカのたばこ税は1989年の3倍以上になりました。
上のグラフは、1960年から2014年までのアメリカにおけるタバコ1箱の価格(青色)と、1箱当たりのたばこ税(オレンジ色)を示したグラフとなります。
2000年を過ぎた辺りから増税が始まり、たばこ税は2009年に1ドル以上増加しました。増税に伴いタバコの価格も急激な上昇を見せているのがわかりますね。
アメリカ全体で見てみると、たばこ税の増税に比例して価格が上がり、それをきっかけに禁煙する人が増えたということになるのですが、収入別の喫煙率を見た場合、1965年から1999年にかけて、高収入の家庭では62%の減少を見せているのに対し、低収入の家庭の場合だとわずかに9%減と、収入による大きな差が生まれていることが明らかになっています。
また、貧困レベルが高いほど禁煙に成功する割合が低くなっていることも判明しています。
これは痛いほどにわかります。
だって、私もついこの間まで、喫煙者だったのに、収入はほとんどなかったのですから。
そして、2012年に実施された調査では、認知行動療法やニコチンパッチで禁煙に挑戦し、禁煙治療開始から6カ月後の時点における禁煙成功率は、高収入と低収入の人の間で2倍以上の差が生まれたことが判明したそうです。
何故貧困者がタバコを止められないのか?の原因の一つとして、ストレスの存在が関係していたり、自らと同じ低所得者の間に喫煙者が多いことなどが挙げられています。
これらの調査結果を受けて、Priceonomicsは「たばこ税の増税は貧困層の喫煙者の禁煙を助けるどころか、彼らの生活を圧迫しているだけではないのでしょうか」と、増税政策に対して疑問を投げかけています。
タバコの増税が、貧困者に対して、喫煙を止められる要因にならないのであれば、他の対策を考える必要があると思います。
そこで、昨今話題になっているのが「禁煙外来」です。
タバコには依存性があり、余りにも長く吸っていると、止めた時に禁断症状が現れることもあり、麻薬のような怖い嗜好品なんですね。
◆禁煙外来
CMでも話題となっている「禁煙外来」ですが、こちらのページでは、「ニコチン依存症」という病気として取り扱っています。
この病気とするのは、良い点と悪い点があり、病気と聞いて落ち込む方もいらっしゃれば、自分は病気なんだと自覚することで、自分が止められなかったのは意志が弱いわけではないと感じることで、心が軽くなる方もいらっしゃると思います。
ニコチン依存症の診断は、医師が行うということで、こちらも安心できますね。
ニコチン依存症かどうかの簡単な診断ページもあります。
試しにやってみた所、私は8点と、ほぼ満点に近い状態で、かなり真っ黒でした。
でも、禁煙をやろうと決めたら、不思議と止められましたね。
そこで思うのは、身体に悪いから止めた方が良い。などの家族や周りからのアドバイスは、本人にとって逆にストレスになるということですね。
それよりも、不労所得が増えるとか、他に好きな物を買えるなどのプラス要因を説得することで、禁煙って、意外と止められるものなんです。
しかも、この禁煙外来ですが、ある4つの項目を満たしていれば、保険が適用されるってご存知でしたか?
その4つとは…。
◆1:上記のニコチン依存症を診断するテストで、5点以上であること
◆2:一日の平均の喫煙本数×これまでの禁煙年数が200以上であること
◆3:直ちに禁煙を始めたいと思っていること
◆4:禁煙治療を受けることに、文書で同意していること
の4つとなります。
これは、結構ヘビースモーカーなら当てはまる項目ばかりですね。
薬の力で、禁煙を出来るなら、それにこしたことはありません。
だって、ニコチン依存症は、病気なのですから。
で、健康保険等を使った禁煙治療の流れもご紹介します。
◆1:ニコチン依存症かどうかをチェックする
◆2:一酸化炭素濃度の測定
◆3:「禁煙開始日」を決定し、禁煙宣言をします
◆4:禁煙経験の確認とアドバイス
◆5:禁煙補助薬の選択
ただ、気を付けたいのは、保険を使う場合は。
健康保険等で禁煙治療を受けられない医療機関もあります。
健康保険等で禁煙治療を受けたい方は、事前に医療機関にお問い合わせいただくか、医療機関検索をする際に、保険診療を「希望する」にチェックを入れて検索してください。
また、過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、自由診療となります。
と以上引用です。
では、多分禁煙外来で、一番気になるのがお値段ですよね?
タバコ代を控えるよりも、禁煙の治療費が高いとなると、尻ごみしてしまうこともあるかと思います。
ですので、どちらが結果的に高い計算になるのかを調べてみました。
◆タバコ代と禁煙治療費のどちらが高いのか?
こちらのグラフが、タバコ代と禁煙治療にかかった費用を比べたグラフになります。
現在、健康保険等を使って禁煙治療が受けられるようになったみたいで、禁煙治療(自己負担3割として)は、処方される薬にもよりますが8~12週間で13,000円~20,000円程度で済む計算になります。
1日1箱喫煙する方なら、8~12週間分のタバコ代より保険診療で禁煙治療を受けた場合の自己負担額のほうが安くなる計算になるわけですね。
もちろん!
自分で止めた場合は、一銭もかかりません。
純粋に、タバコ代が浮く計算になります。
ただ、前述しましたように、ニコチン依存症は病気です。
もし重病な場合は、禁煙外来にかかって、しっかりと治すべき病気なんです。
タバコは、百害あって一利なしと言われますが、金銭的にもそうですが、健康に良いわけがないんですね。
寿命が延びるかどうかは、個人差がありますが、タバコを止めることで、精神的にも肉体的にも健全な状態を保てるなら、今すぐ禁煙すべきです!
最初の一週間は辛いかも知れません。
でも、一月ほど経つと、他の作業にさえ没頭してしまえば、吸わなくても平気になってきます。
個人的には、ニコレットや電子タバコはお薦めしません。
というのも、以前こちらの製品で禁煙を試みたことがありましたが、ニコレットは不味いガムという感じだったせいか、口にする機会が減ってしまいましたし、電子タバコはすぐに充電が必要ということで、すぐに物足りなくなり、禁煙が出来なかったからです。
なので、どうしても禁煙出来ない方は、禁煙外来を受ける。
もし、止めることが出来る方なら、禁煙補助製品は、返って病状を悪化させるだけと思っているので、今日から止める!とスパッと吸うのを諦めることです。
明日からやろう。とか思っている間は、禁煙は出来ません。
強い意志が必要かと言われれば、私はYES!と答えます。
それくらいと感じる方も多いかと思いますが、病気を自分一人で治すのは、普通に考えれば、結構きついものです。
例えば、あなたにあてはめて答えてみて下さい。
ご飯が好きで、毎食ご飯を食べていたのに、ある日突然食べられなくなったとしたら、あなたはどう思いますか?
辛いと感じるのではないでしょうか?
今回は、それが喫煙というだけです。
禁煙で余命を伸ばすことが出来るとか色々言われていますが、喫煙者は肩身が狭いこの世の中で、なけなしのお金で、これから先も吸い続けるか?
それとも、すぱっと止めて、不労所得を作り続けるか?
健康に悪いことももちろんですが、タバコは嗜好品です。
喫煙にはお金がかかるんです。
特に、子供さんが家にいる場合は、止めた方が良いと思います。
私にとって、禁煙で一番嬉しかったことは、まず不労所得を得られたこと。
そして、毎食の夕食を作る時に、味が鮮明にわかったことです。
タバコを吸うのを止める場合には、「今日から止めて下さい」
決して、先延ばしにしないで、今すぐスパッと止める意思を持つことで、色々得をすることがいっぱいの、実はとても楽しいことなんです。
最後に、私が試したことがある禁煙補助製品をご紹介します。
まずは、有名なニコレットですね。
こちらは、もし使うなら、クールミントみたいに風味が味わえるタイプでないと、不味さに嫌気がさすこともあるので、味を誤魔化してくれるタイプが良いと思います。
次に、東京スモーカーです。
こちらは、お金がかかる上に、煙みたいな水蒸気が毎回少ししか出ません。
充電用に予備も買わないといけないので、重度のヘビースモーカーさんにはお薦めできません。
とはいえ、同じくヘビースモーカーだった弟は、こちらの商品で禁煙を成功しており、効果はそこそこあるみたいですが…。
それでは、タバコの値上げは喫煙者を減らせるのか?禁煙したくても出来ない人は禁煙外来にというけど本当なのか?ということについて、まとめてみました。
禁煙したいけど、喫煙を止められないという方は、ぜひご覧ください。(*´ω`*)
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