こんにちは、ゆこです。
楽天クレジットカードの審査がゆるいという話はよく聞きます。
職業がスナイパーで審査に通った…という都市伝説も存在するほどです。
でも、それって本当なのでしょうか?
楽天カードは職業スナイパーでも審査が通るほど甘い?…それこそ「考え方が甘い!」と反撃されますよ!
楽天クレジットカードと聞いて、まず思い浮かべるのは
「楽天カードマン」かもしれません(笑)
川平慈英さんをイジッた、あの強烈なキャラクター!
滑舌の良いキャラクターがハキハキしゃべるので、かなり強い印象を残しますよね。
とりあえず楽天カードマンは横に置いておいて……
楽天クレジットカード……「楽天カード」は審査が甘いとネット上では言われています。
なかでも有名な都市伝説と言えば
「職業スナイパーなのに審査通った」
……というもの。
このツイートが発信源だと思われますが
以降、自分は「忍者」「ツイッタラー」で通ったなどと
ツイートでつぶやく方々がいたのも事実のようです。
この審査の甘さゆえに、楽天カードの審査に落ちると「楽天カードマン」と2chでは言われているのだとか。
審査に落ちた方を「楽天カードマン」と呼ぶのはさておき。
楽天カードの審査は本当に甘いのでしょうか?
本当に「スナイパー」という職業を楽天カードは認めているのでしょうか?
そんな職業があるか否かはともかく(仮に世の中に「スナイパー」がいても「自衛隊員」とか、軍事関係の言葉を職業欄に書くと思われますが……)
そのツイートは信頼性が高いものでしょうか?
実は先にあげたツイートの方はすでにアカウントを削除されていたり
アカウントをいったん削除されたうえで、新しいアカウントを作成されています。
なぜ、twitterアカウントを削除しなければいけなかったのでしょうか?
病気とか怪我などの、ツイートができない、なんらかの事情があったから?
家庭の事情?
学校や職場の都合?
(※企業によっては、twitterでの発言を控えてくださいと社員にお願いをしている会社もあるそうです)
……それとも……?
いろいろと事情が重なったのかもしれません。
とはいえ、削除されたということは
ご自身が呟いたツイートを残しておけなかったという理由があるに他ならないですよね?
そう推察すると「楽天カードの審査は甘い」という都市伝説そのものが嘘……?
インターネット上では楽天カードだけではなく
アメリカンエキスプレスカード…通称アメックスと呼ばれている、有名なクレジットカードも審査が甘いと言われています。
実際、無職でありながらも審査に通っている方、専業主婦やフリーターでありながら楽天クレジットカードの審査に通っている方もいます。
しかし、審査が甘いと言われている楽天カードの審査に落ちている方も一方ではいるのです。
なぜ彼らは審査に通ったのでしょうか?
そして、楽天クレジットカードは逆にどんな方が落ちるのでしょうか?
がんばって調べてみました。
カード会社を舐めないほうがいい!銀行・信販会社・消費者金融は個人情報を共有する巨大な金融組織!
世に言う「カード会社」とは信販会社のことを指します。
信販会社についての説明は、以下のとおりです。
信販会社とは、主な事業を販売信用としている会社です。
販売信用とは信販会社などが信用によって加盟会員の買い物代金を立て替えて支払うことです。
クレジットとも呼ばれており、割賦販売、クレジットカードなどが含まれています。
現金を直接やり取りするものとは異なりますが、後払い=お金を借りるというシステムです。
~銀行・信販会社・消費者金融の違いより一部抜粋~
以上の説明を読むとわかりますが
カード会社とは、クレジットカードへ入会してくれた方を信用して、大事なお金を貸してくれている会社ということになりますよね。
なので、お金を返さないであろう人は信用に価しないため審査を通すわけにはいかないわけです。
これは都市伝説で「審査が甘い」と言われている楽天カードも同様です。
楽天カードだろうとアメックスだろうとカード会社である以上は、貸したお金は返してもらわないと困ります。
さて、では前述したクレジットカードの審査についてですが、カード会社の審査基準は大きく3つあります。
- 安定した収入
- 返済能力
- 明確な居住場所
……以上です。
要は「きちんとお金を返してくれる」力があり
なにか返済が滞る理由ができても「夜逃げしない」方です。
もちろん、これは大雑把な枠でしかありません。
です申込用紙が送られてきた時点でこの大きな枠組みに該当してしまえば、その場で審査には通らなくなります。
大きな枠組みに当てはまったときに、カード会社は入会希望者をより細かなランク付けをして審査を開始します。
年齢、勤続年数、職種、勤務先の規模、年収、居住年数、住居形態、家族構成
クレジットカードを申し込んだことがある方なら見たことがあるかと思いますが、ネット上でも紙面でも、かなり細かく上記に書いた内容を記載する欄があったはずです。
それを入会希望者に記入させるのは、これらの情報から申込者の信用レベルを計るためです。
これをスコアリングといいます。
さらに、送られてきた入会希望者の情報を必ず「センター」と呼ばれる「個人信用情報センター」へ照会します。
- CIC
- 日本信用情報機構
- 全国銀行個人信用情報センター
上記の3機関が「個人信用情報センター」として、クレジットカード会社だけではなく、消費者金融や銀行などの利用者の履歴が集められているのです。
そこの情報は保管されているだけでなく、常に更新されています。
クレジットカードの支払いの遅延、消費者金融からの借入れなどがあるとマイナスの対象となり、審査に不利となるわけです。
また審査に落とされる要因のひとつに「短期間で複数のクレジットカードへ申し込む」というのがあります。
カード会社が入会希望者をランク付けするためにセンターへ照会することは先にも述べました。
実はこの照会は履歴が残ります。
期間は半年で、この間にセンターへ照会がかかる名前が何度も同じだとカード会社は「怪しい」と判断してしまうのです。
要はクレジットカードのキャッシング枠を利用して、借入れを重ねている――いわゆる自転車操業をしているのではないかとカード会社が考えるからなんですね。
一方で無職の方が貯蓄残高を申告したことで審査に通ったという話もあります。
「300万円以上」という選択肢が複数ある中で最適なものを選んだそうです。
これは貯蓄があるという状況から返済可能と判断されたためでしょう。
同時に、ご自身の持ち家か実家で暮らしていたのかもしれません。
クレジットカードの審査に落ちる要因まとめ!
楽天カードのみならず、クレジットカードの審査に落ちる最大の要因は大きく2つに絞られるかと思います。
- 返済能力がなく、安定した住居に長期間住んでいない
- 短期間で複数のクレジットカードへ申し込む
スナイパーでは審査に通るか否かの問題ではなく、その方がどのような環境下にあり、信用に価するのか…ということですよね。
さすがに「スナイパー」や「忍者」では審査が通らないかもしれませんが……
多少おもしろい職業だったとしても、ある程度信頼に値すると判断されれば楽天カードも審査には通るはずです。
実は楽天カードはtwitterの公式アカウントを持っており、情報から先走ってしまった都市伝説をセーブするためなのか、過去にツイートしたことがあります。
以上のつぶやきから考えても、楽天カードの審査が真実甘いとしても「スナイパー」で「ビルの上から撃ったりしています」という返答で審査に通すことはないと考えられます。
これはどこのカード会社でも同じだと思います。
今回いろいろと調べるうちに、ツイッターはおもしろいけれど、闇雲に他人のつぶやきを信じるのもどうかと感じました。
あなたもクレジットカードを申し込むときは、自分自身の置かれた環境を省みてくださいね。
楽天カードでもなんでも、やっぱり審査は厳しいようですよ!