こんばんは、ゆこです。
先日、高野山へ家族と行ってまいりました！
連休明けだというのに人が多くて大変でしたが
それもそのはず！
高野山では、今しか見ることのできない
秘蔵の御本尊を公開中だって、ご存知でしたか？
今日はレポートも兼ねて金剛峰寺の
魅力をお届けしたいと思います！
次はいつ？開創1200年目の高野山はファンタスティック！
仏教を多少でもかじったことのある方であれば
「高野山」と言えば「空海」とか
「弘法大師」「仏教の聖地」……などと
いろいろと思いつくのではないかと思います。
その弘法大師が高野山を開創して
平成27年の今年がちょうど1200年目にあたります。
それに伴って、数年前からいろいろと
高野山駅の改装や大門の保存修理
壇上伽藍中門の再建など…周辺環境も含めて
大々的に町全体を整えていました。
それもこれも平成27年に訪れる開創1200年という
記念の年を迎えるためです！
そして迎えた平成27年（2015年）
まずは3月21日～7月5日まで
霊宝館で初公開となる御神宝を公開。
これは平成16年（2004年）に行われた
壇上伽藍御社本殿の修繕保存工事の際に発見された
壇上伽藍の地主神となる
丹生都比売大神（にうつひめのおおかみ）と
高野御子大神 （たかのみこのおおかみ）
両明神に関わる貴重な奉納宝物です。
丹生都比売大神は空海が金剛峰寺を建立するにあたり
神領を寄進したとされる、高野山とのかかわりが深い神様。
その貴重な宝物を高野山の歴史とともに公開したのです。
さらに4月2日～5月21日の50日間
金堂の御本尊である薬師如来（阿閦如来）と
金剛峰寺の御本尊である弘法大師座像を特別公開いたしました。
そして秋、特別公開が再び行われています。
10月1日～11月1日と、今回は32日間。
これを逃すと、次はいつの公開となるかわかりません。
……いいえ。
そんな機会、あるのでしょうか……？
高野山は落雷などによる火災の多い町だった。
現在の金堂は、実は8代目です。
昭和元年（1926年）に金堂が全焼した際、
御本尊を含む7体の仏像も消失しています。
金堂は昭和9年（1934年）、
開創1100年の節目にあたり再建され、
御本尊のみが金堂の再建に伴い
大仏師高村光雲師の手によって新刻されました。
しかし、そういった記録はあっても
これまで公開されてきたという記録がないのです。
そう……公開記録がない……
公開されたことがない……？
もしかしたら、もうこれきりかも……
そう思ったら、仏教マニアなら行かないはずがない！
そう思った方々のつぶやきも多く見られます^^
いえ、マニアじゃない私だって行ってしまいました！
そして、そんな思いの方が多いのか金堂は人が多かった……
シャッターチャンスは難しかったです。
いえ、もちろん内部は撮影禁止ですが、
建物や景色はOKですからね^^
壇上伽藍のほうが、少しマシだったかもしれません。
催しはもちろん、これだけではありません。
10月31日～11月8日まで
「東の日光東照宮、西の高野山徳川家霊台」と
並び称されている徳川家康、秀忠親子を祀る
二棟の霊屋（たまや）の内部も特別公開されています
また10月1日～11月中ごろまで、
「金剛峯寺蟠龍庭夜間特別拝観」も開催中。
「蟠龍庭」と呼ばれる、国内最大級の石庭がライトアップされます。
夜のお寺なんて怖いだけだと思いがちですが
このときばかりは幻想的な世界を味わうことができそうです。
その頃には紅葉も見ごろに
なっているのではないでしょうか。
私が行ったのは10月中ごろですが
すでに赤く染まりつつある紅葉もちらほら……
すでに真っ赤に染まった紅葉もありました。
そうそう。
金剛峰寺とは離れていますが、奥の院も良い場所です。
弘法大師が瞑想されているという場所では
凛とした不思議な空気を感じました。
さすがは高野山のパワースポットと呼ばれている場所ですね！
秋が深まるほどにファンタスティックになる高野山。
なにより、町そのものがパワースポットのような気がします。
連休は終了してしまいましたが
高野山を楽しむのには、まだ間に合います！
お休みの日にぜひ訪れてみてください。
そして、壮大な仏教世界と果てしないパワーに
ぜひ触れてみてくださいね！