こんばんは、ゆこです。
いよいよアメリカはスーパーチューズデーへと突入しますね!
まだtwitterではトレンド入りは見受けられませんが
少しずつ盛り上がりを見せているようですよ?
ドナルド・トランプ氏の共和党指名はありえるのか?今晩から突入するスーパーチューズデーに目が離せない!?
立候補当初は泡沫候補と見られていたドナルド・トランプ氏は3つの州で圧勝しました。
正直、ドナルド・トランプ氏が立候補を表明した時点では考えられなかったことです。
もしかしたら、アメリカ大統領選挙に詳しい方ほど驚かれているのかもしれません。
アメリカ大統領選挙に関しては、過去に記事にさせていただきましたが……
過去記事:アメリカ大統領選挙に出馬した泡沫候補の公約がすごすぎる!不動産王トランプ氏もびっくりの内容とは?
ドナルド・トランプ氏の立ち位置って、どちらかといえば過去に記事にしたヴァーミン・ラブ・サプリーム氏に近い気がしていました。
でも、共和党から立候補するんだな~と不思議には思っていたのです。
そして、ここまで勝ち進むことができるのかと。
とはいえ、共和党候補者のなかで、今ひとつ飛びぬけた強い候補者を感じませんでしたので、この結果は当然なのかとも思えます。
これは本当にヒラリー・クリントン氏との対決が見られるのかも?
それを危惧したり、心待ちにしているらしい声が、ツイッターでは現れ始めています。
イオン系列のスーパーで開催されるの火曜市にひっかけて
「スーパーチューズデー」とツイートされる方も多いようです。
なるほど、ちょっとウケました^^
民主党の公認候補として、もっとも指名が高いと思われたヒラリー・クリントン氏。
若年層に強い支持を持つバーニー・サンダース氏に若干押されている感が報道などで見受けられましたが、サンダース氏の勢いがさほど強くないところを見ると、民主党はヒラリー・クリントン氏を指名ほぼ決まりではないか…という感じもありますね。
一方のドナルド・トランプ氏は共和党候補者を蹴散らすほどの勢いでばく進している様子。
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は今年2月20日には候補者から降りてしまいましたし、残る共和党候補者の勢いがイマイチパッとしないところを見ると、勢いで押し切られてしまうのは想像に難くないですよね。
ですが、ドナルド・トランプ氏vsヒラリー・クリントン氏の対決をおもしろがるのもいいですが……
実はトランプ氏、クリントン氏の両名とも、どちらが大統領になったとしても、日本にとっては不利になるという話も出ています。
財界の成功者であり、利益団体からの選挙資金を受け取らないドナルド・トランプ氏は、自身の豊富な資金にプラス、有名な大富豪からのバックアップなどで大統領選を続けています。
アメリカ大統領選挙は日本円にして何千億円という大金がかかるため、誰もが資金援助で成り立たせるのですが、トランプ氏は一切援助を受け取らない。
財界人としての輝かしい経歴、豊富な資金力と強硬な姿勢をメディア戦略を通じて見せることで、誰にも屈しない「強いアメリカ人リーダー」を演じているようにも見受けられます。
さすがにフランシスコ第266代ローマ教皇にガツンと言われたときは少しおとなしくなったかに見えましたが、その後のトランプ氏の発言はさして変化がありませんでした。
そんなメディア戦略に長け、強いアメリカの理想のリーダー像を演じることで支持を集めているドナルド・トランプ氏が、大統領になったとたんに元の「メディアの扱いがうまい不動産王」に戻るはずがないのです。
支持を集めたときのままの姿勢で日本に対して強硬な物言いをすることは容易に想像できます。
その発言を世界中のマスメディアを利用して告げられたら、日本政府はどう出られるのでしょうか?
おそらく、なす術もないのではないかと思われます。
そして、また日本人が弱い日本にガッカリするだけです。
また一方のヒラリー・クリントン氏。
実はクリントン氏は現在、同党のバーニー・サンダース氏そっちのけで対トランプ攻略を行っていると言われているそうです。
つまり、すでに指名をもらえるという強い確信を持って最終的な大統領選挙に向けて行動しているということになります。
ヒラリー・クリントン氏は、圧倒的なドナルド・トランプ氏の財源に対抗するためにファンドレイジングに力を注いでいるそうです。
ファンドレイジングとは主に民間非営利組織の資金集めのことを指します。
要は寄付集めなわけですが、民間企業や投資家、政治家などの資金集めもこれに入ることがあります。
このヒラリー・クリントン氏のファンドレイジング強化に協力しているのが、なんと中国であると言われているのです。
なるほど、中国株が落ちただの、もう中国経済はダメだとか言われつつも、中国はまだ資金力に力を持っているわけですね。
そんなヒラリー・クリントン氏が大統領になったらどうなるのでしょうか……?
……なんだか、そっちのほうが空恐ろしい気もしますが^^;
そして、また日本人は……以下略(笑)
ドナルド・トランプ氏が勝てば勝つほど、アメリカ人が求めているリーダー像が見えてくる気もします。
それは、ここ数年のアメリカという大国の立場の変動から考えてみれば、当然のことかもしれません。
その強さを演じようとするドナルド・トランプ氏。
そんなトランプ氏に対し、ヒラリー・クリントン氏は負けてなるかと肩ひじ張ってがんばっているようにも思えます。
それにしても、両候補者ともにタフですね!
共和党代表者は誰となるのか?
そして民主党候補者として指名されるのは誰なのか?
戦闘機のごとく迫ってきたドナルド・トランプ氏、そして、政治家の意地として決してくじけないヒラリー・クリントン氏の強さに注目してゆきたいですね。
そろそろ、スーパーチューズデーの幕が切って下ろされます!
※「スーパーチューズデー」とは、アメリカ大統領となる候補者を絞るために、党員集会・予備選挙を多くの州で一斉に行う特定の火曜日のこと。現在のアメリカ合衆国は民主・共和両党の2大政党から成り立ってもいるため、両党の候補者としての指名争いの最大のヤマ場として注目されています。