こんにちは、キヨです。
今年の「本屋大賞」が4月12日に発表されました。
本屋大賞とは、全国の書店員が、自分で読んで面白かった、みんなにもおすすめしたい、
自分の店で売りたいと思う本を選ぶというコンセプトで、
2004年から毎年開催されていて、今年で13回目です。
2016年本屋大賞が発表!今年読んでおきたいおすすめの本はこれだ!
本屋大賞(ほんやたいしょう)とは2004年(平成16年)に設立された、NPO法人 本屋大賞実行委員会が運営する文学賞である。一般の文学賞とは異なり作家・文学者は選考に加わらず、「新刊を扱う書店(オンライン書店を含む)の書店員」の投票によってノミネート作品および受賞作が決定される。(Wikipediaより)
「出版不況」といわれる今日、以前よりも本が売れなくて街の本屋さんも
次々と姿を消して久しいですが、そんな中でもいい本、話題の本は出ています。
ピース又吉さんの「火花」は直木賞をとって有名になりましたね。
直木賞、芥川賞といった有名な文学賞は話題になりますが、作家とか文学者といった
専門家が選んだものです。
一方、本屋大賞は、書店員といういわば本と読者を両方よく知っている人たちが選んでいるので、
一般の人々の感覚に近いのか、売り上げ部数が伸びる賞として注目されるようになりました。
過去にも『告白』や『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』のように、
大賞受賞作品が映画化、マンガ化されて大ヒットしたことがありました。
本屋大賞には3つの部門があります。
1、本屋大賞
過去1年間に出版された日本の小説から選ばれます。
1次投票では1人が3つの作品を選んで投票を行ったあと、選ばれた上位10作品のうちから
2次投票を行います。
2次投票ではノミネートされた10作品を全部読んで、推薦理由を書いて投票しなければなりません。
3作品に順位をつけて投票、1位=3点、2位=2点、3位=1.5点で集計し決定されます。
2、発掘部門
ジャンルは問われず、1年以上前に出版された作品の中から選ばれます。
本屋大賞の1次投票と同時に発掘部門として投票されます。
順位はなく、集計結果のリストが発表されます。
3、翻訳小説部門
過去1年間に日本で出版された翻訳小説から1人3作品まで選び、推薦理由を書いて投票します。
その結果から大賞が選ばれます。
2012年(第9回)から行われている企画です。
本屋大賞2016の結果は?受賞作品はこれだ!
まず発表順に、翻訳小説部門から。
第1位
「書店主フィクリーのものがたり」ガブリエル・ゼヴィン著、小尾芙佐訳/早川書房
第2位は2作品
「紙の動物園」ケン・リュウ著、古沢嘉通訳/早川書房
「国を救った数学少女」ヨナス・ヨナソン著、中村久里子訳/西村書店
第3位も2作品です。
「服従」ミシェル・ウェルベック著、大塚桃訳/河出書房新社
発掘部門
今回は超発掘本として「八本脚の蝶」(二階堂奥歯 著 ポプラ社刊)が
選ばれました。
各地域の書店賞
さまざまな地域ごとに、書店員を中心に本に関する賞が設立・運営されており、
日頃ライバルである書店どうしが連携して書店の面白さを伝えようとする動きが紹介されました。
「広島本大賞」
「静岡書店大賞」
「酒飲み書店員大賞」
「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本」
「神奈川本大賞」
「Osaka Book One Project」の6つです。
それでは本屋大賞の結果です。
一夜明けた本屋さんでは、早速受賞作が山積みされています。
全国の本屋さんで出ていますね。
音楽好きならきっと引き込まれそうです!
人に勧めたくなる本なんですね!
確かに、昔読んだ作品は海外のものばっかりだったかも…
書店員さんの熱い思いを感じますね!
この本屋大賞を機会に、近くの書店に足を運ぶのもおすすめです。
いい本に出会えるかも…!
まだ読んでいない本が多いので、私も読んでみたいと思います。
それぞれKindle版も出ていますので、移動中にスマホやタブレットでサッ!と読みたい人は、
Kindleアプリをダウンロードして楽しみましょう。
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iOS版
スマホでkindleを読む方法はこちらをどうぞ。(スマホクラブの過去記事)
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キヨでした。