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【被災を最小限に食い止めるために】熊本地震まとめ

既に熊本地震の事でまとめかけたところなんですが
今回今度は鳥取で・・・

島根・山口は地震が(震源地という意味で)
少ないのですが、鳥取は意外と多いのです。

震源の浅さが気になります。
熊本に類似しているかもです。

東日本大震災以降、日本は地殻変動期に入った
と言う学者もおりますので(是非はともかく)
用心・減災・防災に超した事はありません。

 

まだ、熊本地方の地震が終結したわけではありませんが
小康状態になっていると思われますので
まとめを記したいと考えます。

熊本城のライトアップも復活しましたし・・・

4月14日21時26分に
北緯32.7°、東経130.8°深さ11kmを震源とした、
震度7、M6.5の地震が熊本県で発生しましたね。

いわゆる内陸直下型地震であり、
2004年に起きた中越地震同様に多くの余震が今も続いています。
震源断層は南西側へ延び、宇城市直下まで達したようです。

その後、15日午前0時3分ごろにM6.4の地震が起き、
熊本県宇城(うき)市で震度6強を観測しました。

この地震は、非常に”いや~な場所”で発生した地震です。
というのも、この震源が阿蘇山のすぐふもとを走る
布田川断層であると断言できるからなのです。

阿蘇山というのは、長野、静岡、愛知、和歌山から
四国を突き抜け、九州に至る中央構造線の上にあります。

このことを考慮すると、最悪の場合、長野、静岡、
四国、九州で、今回と同じような内陸直下地震が
立て続けに起こる可能性があるのです。

そして、その先には、南海トラフの
巨大地震が控えているかもです。


イメージとして、今回の熊本の地震は、
2011年3月11日に起こった東日本大震災に先立って発生した、
岩手・宮城内陸地震(2008年)と類似しているようです。

というのも、熊本地震が発生する以前、
福岡の警固(けご)断層や兵庫県の山崎断層で、
震度1に満たないような地震が頻発していました。

これは、宮城内陸地震の前兆と似ています。
そう考えると、またひとつ大きな地震が起きる、
とも推測できます。

また、熊本では2月12日以降、
深さ10kmでM1.7~M2.7の地震が発生していました。

さらに、昨年11月14日に薩摩半島西方沖地震(M7.0)が発生し、
2月に入ると地震の発生率が増加しました。

ほかにも、鹿児島県は十島村に属する”トカラ列島近海”を
震源とする地震が43回発生しています。

これらの地震は規模が小さく、直接的な被害はありません。
しかし、これらの地震を発生させている
エネルギーの流れを詳しく見ていくと、

台湾-琉球諸島-西日本-中部日本-東日本の一部の
位置するユーラシアプレートと、その下にもぐり込んで
圧縮しているフィリピン海プレートにまでたどり着きます。

こうしたプレートの動き全体をみる必要性があり、
今回の熊本の地震だけでは収まらないと
予測するべきなのかと考えるようになりました。

事実、4月1日には、東南海地震を彷彿させる
M6.1の地震が紀伊半島沖で発生しました。

さらに、4月10日には兵庫県神戸市南東部の
六甲断層系でM4.3とM3.5の地震が発生。

ここに至り、台湾から東日本の一部までを全体として捉え、
それらの地震を関連付けて考えないとならない、
と思うに至りました。

恐いし避けたいし・・・ですよ。

 

続きます。

【被災を最小限に食い止めるために】熊本地震まとめ2

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