3.11東日本大震災から6年目~地震対策していますか?阪神淡路大震災~鳥取地震に学ぶ!地震対策まとめ
こんばんは、ゆこです。
3月11日―――――――
東日本大震災が発生してから6年目の春が来ます。
さらに阪神淡路大震災が発生してから22年が経ちました。
ここ数年、大きな地震が相次いでいます。
あなたが地震に対しての対策は施してらっしゃいますか?
もしまだでしたら、地震の発生理由とともに一緒に考えてみませんか?
3.11東日本大震災から6年目のいま考えたいこととは?いつか来るかもしれない地震へ備えをしよう!地震対策まとめ
平成23年3月11日:午後2時46分頃――
東北沖で巨大地震が発生、東北を中心に関東沿岸の町を大きな揺れが襲いました。
マグニチュード9.0の揺れはそれだけではなく、高さ10メートルを超える津波をも作り出し、町を破壊しました。
2016年4月14日熊本県を中心に大分県などを襲ったマグニチュード6クラスの大地震。
さらに、その2日後、マグにチュード7クラスの震災が襲い、我々だけではなく、地震研究者をも驚かせたのは、まだ記憶に新しいのではないかと思います。
そして同年10月21日。
鳥取県中部を中心にマグニチュード6クラスの地震が襲いました。
たった1年で2度の大きな地震。
しかも、そう遠くない将来に起きると予測されている南海トラフ地震、東海地震も待っていると言われています。
特に東海地震はいつきてもおかしくないと言われているようですね。
社会や理科などで学習した方もおられると思いますが、まずは予習・復習も兼ねて地震の種類について調べてみました。
日本を襲う地震の種類は2つ!「海溝型地震」「内陸型地震」!
そもそも地震とはなんなんのでしょう。
調べてみるとWikipediaにはこう書かれてありました。
地震(じしん、英: Earthquake)という語句は、以下の2つの意味で用いられる。
1,地震学における定義: 地球表面を構成している岩盤(地殻)の内部で、固く密着している岩石同士が、断層と呼ばれる破壊面を境目にして、急激にずれ動くこと。これによって大きな地面の振動が生じこれを地震動(じしんどう)という。
2,大地のゆれ: 地震動のことで一般的にはこちらも「地震」と呼ばれる。「地震」(なゐふる)という語句は『日本書紀』にも見え、その他古文書の記録にも登場するが、これらは今日の地震学における地震動のことであり、また「大地震」、「小地震」などと共に震度の程度を表すものでもあった。
その定義のなかで、現在起こっている地震の種類は2つ。
1つ目が、プレートがぶつかり合うところで発生する「海溝型地震」
2つ目が、プレート内部の断層がずれることによって起こる「内陸型地震」
この2つが、現在日本を襲っている
そして、襲うと予想されている地震の種類です。
海溝型地震とは、海側のプレート(海溝)と大陸側のプレートが密着しているところで起こる地震ですね。
大地の移動を学校で習った方もおられると思いますが、海側のプレート(海溝)が大陸側プレートの下へ潜り込んでいくことによって、大陸側のプレートが徐々に内側へ引きずり込まれてゆきます。
内側へ引っ張られることに耐えられなくなったときに跳ね返ることで地震が発生するわけです。
関東大震災やスマトラ沖地震などがこのタイプの地震に該当します。
内陸型地震は別名「直下型地震」「直下地震」とも言いますよね。
この地震は内陸部の真下――活断層のずれによって発生します。
震源地が比較的浅い地震でもありますが、だからと言って地震の規模が小さいということではありません。
しかも、内陸部で地震が起こるということは生活圏に直撃する可能性が極めて高いので、被害が大きくなる可能性は高まります。
最近は活断層下の土地が値下がりするなどしているようですが、ご自身で調べてみるのもいいかもしれません。
阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)や新潟県中越地震などがこれに該当します。
さて、地震の種類はおおむね理解できたかと思います。
どんなふうに起こるのか、そして、大地震が起こった際には都市部はどのようなパニック状態に陥るのか。
内閣府ではシュミレーション動画を公開中です。
興味のある方は下記URLから1度ご覧になってみてください。
⇒内閣府「南海トラフ巨大地震編 シミュレーション編(約3分)」
リアルであるのはいいのですが、やや恐怖心を煽る映像だとも思えますので、閲覧の際には心を落ち着けてみるようにしてくださいね^^;
地震が起こったら?そして大地震で生き延びたあとはどうしたらいいのだろう?
地震の種類などがご理解いただけたあとは、その対策について考えてゆきましょう。
地震が起こる前にしておきたいことは、避難所の確認です。
東日本大震災で大きな津波が来たことで、海沿いの町などは避難場所が高台の学校などに変化している可能性があります。
避難ルートも含めて、調べておきましょう。
さらに時間帯による避難方法や家族との連絡方法も話し合っておくべきです。
阪神淡路大震災のように早朝にくれば、おおよそ家族がそろっていますが、そうでない時間帯、たとえば平日の昼間などではどうするのか。
帰宅時間帯なら、夜ならば――と、家族でシュミレーションしておきましょう。
避難ルートでの合流地点などと決めておくといいかもしれませんね。
また、救援物資をどこで受け取るのかも知っておくといいと思いますよ。
こういった電子書籍やアプリをダウンロードしておくと良いかもしれません。
さて、それでは実際に地震が起こったらどうでしょうか?
筆者は阪神淡路大震災を経験しております。
その経験則で語ってみようかと思います。
早朝5時46分、地震は予告もなく起こりました。
布団で寝ていると地面のほうから除夜の鐘が聞こえてきました。
浅い眠りだったので、なんの音だろうと思いやや目覚めていました。
その後、すぐに地面から突き上げられたような感覚で飛び上がり、続けて、大きな横揺れの地震が起こったのです。
ひとまず、大きな地震が起こったら建物から出ましょうと当時は言われていましたが、そのときはとっさに外へ出られるような揺れではありませんでした。
まったく身動きがとれない大きな揺れで、布団を頭からかぶり、頭上から落ちてくるものを遮るしかなす術がなかったのです。
ひととおり揺れが収まったあと、リビングへ行ってみると食器棚がすべて開いて食器がすべて床へ落ちて割れており、ガスコンロに乗っていた昨日の残りのカレーが床へぶちまけられていました。
それはどの部屋でも同じで、書籍や小物などはすべて床へ落ちて破損していました。
……と、ここまで書くとわかるかもしれませんが、すでに家の中がデンジャーゾーンと化していますよね。
なので、まず用意してほしいものはベッドや布団のそばに「スリッパ」「懐中電灯」を置いておくことです。
これはテレビでも言われていることですが、ガラスや食器だけではなく、瀬戸物の小物やガラス製の置物など、素敵な商品が数多く出回っている昨今では、それらは災害時に一瞬で素足を狙う凶器と化します。
また書籍やDVDなどの映像物も危険です。
部屋で大型の本棚で本やDVDをたくさん収集している方、自室(ワンルームマンションなども同様)映像機器も一緒に置かれているような方も、お気を付けください。
それらが身の上に落ちてきただけで、胸が圧迫されることもありえます。
そして、懐中電灯。
阪神淡路大震災の発生時刻は早朝の5時46分ごろです。
1月17日であれば、まだ真っ暗な時間帯です。
実際、震災直後にベランダから外を見ましたが、暗くてあまり見えませんでした。
電気が遮断されていたため、街灯がすべて消えていたからです。
被害状況がわかったのは太陽が完全に昇ってからでした。
それだけでもひとまずは十分ですが、やはり不安だという方は防災セットなるものを購入しておいて、ベッドの近くへ置いておくほうがいいでしょう。
クローゼットに入れておくと、地震で自宅が歪んだ際に開かなくなる可能性がありますし、実際、筆者の自宅は半壊でしたが、クローゼットの扉があかないという現象は起こりました。
なので、机の下でもいいので、いつでも引き出せるような身近な場所に置くことをオススメします。
暗がりのなか、家族の無事をなんとか確認した父はすぐに私たちに「風呂に水をはれ」と命じました。
これは、マンションだったからです。
マンションは水道管から直接、各家庭へ水を送っていない場合があります。
古いマンションであればあるほど、いったん貯水槽に汲み上げた水を各部屋へ分配する方法をとっています。
そのため、貯水槽の水が残っている間は大丈夫ですが、それがなくなると水道が止まります。
震災後は水が止まっていたため、この風呂場の水は重宝しました。
水は必要不可欠なものです。
トイレですら、水がないと流せなくなります。
だからといって、少ない風呂の水をトイレのたびに流していたら、すぐになくなります。
続けて食糧問題ですね。
これは必須です。
個人的な経験から言えば、食料に関しては、究極、米10㎏1袋とミネラルウォーターが2箱ほどあれば、数日はなんとかしのげます。
(※あくまで個人的な感想です)
(※家族の人数によって水と米がなくなる日数は変わります)
水がもったいないので米を洗うことはできませんし、毎日おかゆになるので味に飽きがきます。
変化をつけられるとしても、塩や醤油、あとは家庭にある調味料のみです。
ある程度の覚悟はしておいてください^^;
もちろん、この状況下にカセット式ガスコンロは必須です(;´・ω・)
救援物資が配られてから、各家庭に1個配布されたのですが、我が家はすでに1個購入してありましたので、とても重宝しました。
米から煮るので時間がかかりますが、温かい食べ物を食べられるだけで、人は幸せを感じることができますよ。
味の変化のために、ツナ缶などがあるといいかもしれません。
パウチ食品を一緒に入れて煮るのもアリですね。
ご飯を炊きたいなら飯ごうが必要ですが、炊くためにはちょっとしたコツが必要になります。
購入しておいて、キャンプの際やご家庭でもいいので、試しに炊いてみるのも一つの方法ですね。
連絡用に、また災害時の警報を受け取る際にも重宝します。
筆者は不幸中の幸いというべきなのかわかりませんが、発生時刻が早朝だったため、家族全員が自宅で寝ていました。
そのため、家族の誰一人として欠けることなく連絡を即座にとりあえました。
ですが、これが東日本大震災のように日中に起こったのであれば、どうだったかわかりません。
当時はまだ、携帯電話すら一般には普及していませんでした。
簡単に連絡がとりあえる状況ではなかったんです。
ですが、今はスマホがあります^^
スマートフォンの電源さえ切れなければ、なんとかなります。
できれば電源は切りたくないですが、電源が確保できないと難しいかもしれません。
だとすると、乾電池も必要ですよね^^;
食料は数日しのげれば、やがて救援物資が届きます。
避難所へ移動するにしても、自宅に留まるにしても、救援物資は必要になります。
やがて足りなくなるものは、後回しにされやすい日用品などです。
女性であれば、女性特有の日用品、お子さんの日用品。
少しでもいいので、薬なども必要ですよね^^
あなたに合った防災グッズを選ぶことが重要です。
また熊本地震でも見受けられた車中泊。
その対策も必要でしょう。
夏場ならタオルケットでもいいですが、冬場の車中泊は辛いです。
車に毛布を積んでおいてもいいですね。
また警視庁警備部災害対策課では、Twitterでおもしろい知恵ネタを提供してくれています。
皆さん、お持ちの非常持ち出し袋に懐中電灯は入っていますよね?一工夫してランタンに替える活用術。懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけで、光が乱反射して周りを照らすことができますよ。懐中電灯が小さい場合は
コップに入れてやってみてください。火を使わないので安全です。 pic.twitter.com/2g7jp5l6rR— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年3月1日
地元警察のツイッター公式アカウントや内閣府防災の公式アカウントをフォローしておくのも良いかもしれません^^
いかがでしたか?
いつ起きるかを予想して戦々恐々とするのではなく
今から備えておけば少しは不安を回避できると思いませんか?
けっこう高値の商品もあるので、一度にではなく、少しずつ備えておけば問題ないと思いますよ。
最後に、犠牲になられた方には衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様方にお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を心から願ってやみません。
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