風の谷のナウシカで登場した「メーヴェ」が空を飛んだ!テスト飛行の様子をまとめてみた
ぼーっとニュースを読んでいたら
あの「メーヴェ」が実際に空を飛んだとのニュースを見つけたのでまとめてみました。
少女の愛が奇跡を呼んだ
風の谷のナウシカは、 宮崎駿氏が1982年2月号から連載が始まり、1994年3月号に完結した作品で
1984年3月11日には映画化されている、スタジオジブリ作品として有名なアニメーションです。
みなさんは、この2つのシーンを覚えているでしょうか?
上のシーンは王蟲を引き付けているシーンで
下のシーンはトルメキアの飛行船から逃げているシーンです。
どちらも愛機「メーヴェ」に乗っていますね。
では、次にこの動画をご覧ください
最初は滑走路をスイーと進んでいくだけですが、3:52から見てみると
しっかり空を飛んでいます。
この動画は2013年の動画ですが、このころから飛行テストはしていたのを
私もニュースサイトなどで読んでいました。
ただ、2013年の時は国土交通省から飛行許可が下りていなかったので
地面から「浮く」レベルのテスト飛行しかできなかったんだそうです。
今回は、「飛ぶ」レベルのテスト飛行の許可が下りたとのことなので
北海道滝川市のたきかわスカイパークで実際に飛行テストしたのが上の動画になります。
こっちの動画は、メーヴェこと小型飛行機「M-02J」の開発者である東京芸大の八谷和彦准教授の背面に搭載されている
カメラのシーンも収録されていますが、気持ちよさそうですね。
飛行テストで8の字旋回もしているので、かなり実物に近づいているのではないでしょうか?
この小型飛行機「M-02J」は、構想に13年を費やした結晶で、
幅は9・6メートル
全長2・7メートル
重さは100kgととても軽いです。
重さの比較対象としては、私達がよく目にしているジャンボ機と言われている
ボーイング747の最新機の重さが440tです。
ボーイング747の搭載可能人数が467名と桁違いなので、比較対象にならないかもしれないですが
大体どれくらいなものかわかるかと思います。
尾翼はなく、ジェットエンジンの左右に木製の骨組みで羽を広げた構造なので
エンジンで勢いをつけて離陸後は風の流れに乗る感じでしょうか。
原作を忠実に再現していますね。
※尾翼(びよく)とは、ジャンボ機で言うならば、お尻についているこのパーツのことを指します。
ジャンボ機には、ロゴが入っている垂直尾翼と横に伸びている水平尾翼が必ずついています。
水平尾翼は、飛行機が水平に飛行しているときの安定性を与える役割と
上昇や降下するときの機首の上げ下げ運動を制御する役割があります。
垂直尾翼は、飛行機の左右方向の安定性を与える役割と
右旋回・左旋回をするときの左右運動を制御する役割があります。
どちらも飛行機にとっては重要なパーツですが、この小型飛行機「M-02J」にはそれがありません。
んじゃどうやって旋回してんのよと言うと、私の想像ですが
自転車で右や左に曲がるのと同じ原理なんじゃないかなーと思っています。
自転車で右や左に曲がる時って、ハンドルを曲がりたい方向に曲げて
車体を曲がりたい方向に向けるとかと思います。
メーヴェも旋回するときはそんな風に操作しているんじゃないかと想像しています。
八谷准教授は、「鳥になったみたいで非常に気持ちよかった。人類の長年の願いがかなえられたと思う」と
飛行テスト後にコメントしています。
動画を見ていても、気持ちよさそうなのが伝わってきますね。
「いつか宮崎監督にも見てもらいたい」とおっしゃっているので、
現実になるといいですね。
ただ、今後は
テスト飛行を公開しないとのことなので、そこが少し残念ですね。
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ふとした瞬間にナウシカを見直したくなるので、ペタリ
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テト(キツネリス)になりたい人生だったという呟きがたくさんありました
今日も平和です
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