ケーブル選びに失敗しないための「USB Type-C」の選び方!基礎のまとめ
こんにちは。
スマクラのトレーズです。
ケーブル選びって
大変ですよね。
基礎知識がないと
間違ったケーブルを買ってしまい
返品に行かないといけなかったり。
スマホやPCに限らず
ケーブル選びって
意外と大変!
間違いやすい名前が
付いていたり
似た物が結構あるので
間違って買うことってありませんか?
今回は、ケーブル選びの
基礎知識ということで
簡単にまとめてみました。
ケーブル選びに失敗しないための「USB Type-C」選び方!
最近、リバーシブル仕様のコネクタを採用した
USBの新規格「USB Type-C」を採用した
デバイスが増えて来ましたね。
スマホやタブレットはもちろん!
ノートPCなどでも
USB Type-Cを備えた製品は多くなってきています。
他にも
何と!Nintendo Switchにも採用されてるみたいで
ケーブル選びは大変になってきてます。
100均でも
「USB Type-C」のケーブルや
変換アダプタがあるので
より身近になっては来てるんですが
100均だと
間違って買っても
返品が効かないのが困りますよね?
100円だしと
諦めるくらいでないと
もしくは、ちゃんと基礎知識を持っていないなら
100均は止めた方が無難ですね。
ケーブル選びは、本当に大変です。
USB Type-Cケーブル1つを取っても
最大転送速度も違えば
PC本体に給電出来る物や
出来ない物もありますし
映像信号の伝送に対応する物や
対応しない物
価格も様々で
1つのメーカーが仕様の異なる
数種類もの
USB Type-Cケーブルをラインナップしてることも。
最初から全部入ったタイプを
買えば良いんじゃない?と
思われるかも知れませんが
あらゆる規格に対応していて
USB-IFの正式認証も取得した製品となると
価格が高額になる可能性も。
単にスマホを充電するだけで
数千円もかかってしまう
「全部セット」を買うのも
馬鹿らしいですよね?
とはいえ
規格への適合が不明瞭な
安価なケーブルを選ぶと
これまた失敗の可能性が
高くなったりするんですよね。
酷い時には
ケーブルが発火して
火事になることもあるので
安価なケーブルは気を付けないといけません。
利用目的をある程度明確にしてから
信頼性とコストパフォーマンスを
兼ね備えた製品を選ぶのが
一番良いのですが…
ある程度の知識がないと
製品のパッケージに記されたアイコンや
文言の意味すらわからない!
そんな悩みをお持ちの方も
いらっしゃると思います。
ということで、以下に
USB Type-Cケーブルを選ぶにあたっての
基礎知識みたいなのを
まとめてみました。
●USB Type-CとUSB 3.1は別物であることを理解しよう!
「USB Type-C」と「USB 3.1」は
似ているように見えて
違う物であることは
意外と見落とされがちです。
コネクタ形状が
USB Type-Cであれば
USB 3.1と同じ物と
誤解されてるケースが多いんです。
「USB Type-C」は
そもそもがコネクタの規格の一つなので
USB3.1とは似て非なる物なんですね。
両端がUSB Type-Cコネクタの
USB 2.0ケーブルは
例えば、以下の二種類があります。
c PD対応 USB規格認証品 5A出力 0.5m ブラック
エレコム USBケーブル USB2.0 TypeC C-Cタイプ スタンダード 0.5m ブラック
9月に正式リリースが予定されている
USB 3.1の2倍の最大転送速度を
持つというUSB 3.2も
USB Type-Cを利用することが前提となってます。
両端がUSB Type-Cコネクタのケーブルであっても
必ずしもUSB 3.1とは限りません。
USB 2.0の場合もありますので
注意して下さい。
●USB Type-Cケーブルの最大速度は同じではない!
USB Type-C=USB 3.1ではないことを
理解しておいた上で
コネクタ形状がUSB Type-Cでも
最大転送速度は一定ではないことも
理解しておいて下さい。
例えば
USB 3.1の場合は
USB 3.1 Gen 1とGen 2という2種類の規格があり
前者は最大5Gbps
後者は最大10Gbpsと
転送速度が異なります。
エレコムの
0.5mのUSB Type-Cケーブルを
例に取ると
エレコム USB Type Cケーブル タイプC (C-C) USB3.1正規認証品(Gen1) 0.5m ブラック
こちらは
USB 3.1 Gen 1のタイプで
エレコム USBケーブル USB3.1 C-Cタイプ PD対応 USB規格認証品 5A出力 0.5m ブラック
一方こちらは
USB 3.1 Gen 2に対応しているなど
ケーブル選びは
なかなかに大変なんですね。
格および最大転送速度は
どの製品でも
パッケージにアイコンや注意書きで
書いてあるので、しっかりと読みましょう。
●USB Type-CケーブルでPCの充電が出来るとは限らない?!
最新のMacbookなどには
USB Type-Cケーブルを使った
本体の充電がサポートされていますが
この機能は
USBを使って最大100W(20V/5A)での
電力供給を行なうUSB PD(USB Power Delivery)
という規格に対応しているから。
ACアダプタ不要で
ケーブルが1本あれば
PC本体を充電できる便利さが
USB Type-Cのメリットとも言えます。
ただ
あらゆるUSB Type-Cケーブルが
USB PDに対応しているかと言うと
そう言うわけでもないようです。
ケーブルを物理的に接続できても
USB PD非対応であれば
PCの充電は出来ないんですね。
例えば
こちらの商品では
エレコム USBケーブル USB3.1 C-Cタイプ PD対応 USB規格認証品 5A出力 0.5m ブラック
パッケージにも
「パワーデリバリー対応」と
シールで表示されています。
でもこちらの商品では
エレコム USBケーブル USB2.0 C-Cタイプ PD対応 USB規格認証品 5A出力 0.5m ブラック
両端がType-Cコネクタとなっていても
USB PDには非対応なので
注意が必要です。
また、USB PDには
3Aと5Aの2種類があることにも
注意が必要です。
対応ケーブルひとつをとっても
3Aに対応している
こちらの商品や
エレコム USBケーブル USB3.1 C-Cタイプ USB規格認証品 PD対応 3A出力 0.5m ブラック
5Aに対応しているこちらの商品
エレコム USBケーブル USB3.1 C-Cタイプ PD対応 USB規格認証品 5A出力 0.5m ブラック
上記の2つの商品のように
同一メーカーでも
別型番に分かれているので
USB PD対応ケーブルを購入する時には
3Aか5Aかも
しっかりと確認するようにして下さい。
更には
USB PDによる充電を行なうためには
本体やケーブルに加えて
充電器の側もUSB PDに対応している
必要があります。
USB PD対応のUSB Type-C×1を備えた
Ankerの急速充電器がこちら。
Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery (60W 5ポート Power Delivery搭載 USB&USB-C 急速充電器)
くれぐれも
パッケージなどの注意書きは
しっかりと確認するようにして下さい。
●USB Type-Cの外部出力は全てに対応していない?!
USB Type-Cは
データ転送および充電以外にも
HDMIやDisplayPortなどの映像信号を
出力することが可能ですが
USB Type-Cに対応した
ディスプレイはというと
そんなに数が多くありません。
例えば、こちらの商品を使うと
Apple USB-C VGA Multiport アダプタ
USB Type-Cから
VGAディスプレイに
映像を流すことが出来ますし
こちらの商品を使うと
Apple USB-C Digital AV Multiport アダプタ
USB Type-Cを
HDMIディスプレイに
映像を流すことも出来るようになります。
USB以外の信号を流すための拡張規格は
「オルタネートモード(Alternate Mode)」
としてまとめられていますが
USB Type-Cを備えたPC全部が
オルタネートモードによる
映像の外部出力に対応しているわけではないので
ここも注意が必要です。
ケーブルについても
あらゆるUSB Type-Cケーブルが
対応しているかと言うと
そうでもないんですね。
いざ買ってから
後悔することのないように
似ている商品と間違わないようにして下さいね。
●Thunderbolt 3とUSB Type-Cは同じではない?!
両端にUSB Type-Cコネクタを備えたケーブルには
「Thuderbolt 3ケーブル」という
ケーブルがありますが
こちらは
通常のType-Cケーブルとして利用できる上に
前述のオルタネートモードを使って
最大40Gbpsのデータ転送が出来る便利なケーブルです。
ただしですが
最大40Gbpsに対応するためには
Thuderbolt 3専用に設計された
Type-Cケーブルが必要となります。
もし通常のType-Cケーブルを
Thuderbolt 3を使った場合は
最大20Gbpsになるので
注意して下さい。
●正規のロゴがあれば一安心!?
USB Type-Cケーブルの中には
パッケージなどで「正規認証品」とか「規格認証品」と
なっている商品があります。
パッケージに書かれている内容は
業界団体である
USB-IF(USB Implementers Forum, Inc.)の認証テストを
パスした製品ということになりますので
テストをパスした証として
5Gbps対応では「Certified SuperSpeed USB」
10Gbps対応では「Certified SuperSpeed+ USB」
などと表示するのを許されています。
例えば、USB 3.1 Gen 1対応の証として
こんな商品では
エレコム USB Type Cケーブル タイプC (C-C) USB3.1正規認証品(Gen1) 0.5m ブラック
「SuperSpeed USB」のロゴが付いていたり。
他にもこちらの商品では
エレコム USBケーブル USB3.1 C-Cタイプ USB規格認証品 PD対応 3A出力 0.5m ブラック
USB 3.1 Gen 2対応であることから
「SuperSpeed+ USB」のロゴが付いています。
ロゴが表示されている
USB Type-Cケーブルは
一定の信頼性が認められているので
安心できる証となっています。
とはいっても
あらゆるUSB Type-Cケーブルが
テストを受けているわけではないので
ロゴがないからといって
必ずしも規格に適合していない
わけではないんですね。
また、正規認証品は
取得のコストが原価に上乗せされているので
他の商品よりも高額であることも多いです。
USB Type-Cは
データ転送以外にも、給電や映像信号の伝送など
さまざまな機能が盛り込まれた
優れた規格ではありますが
コネクタの形状をるだけで
挙動が判断できるとは限らないですし、
コストなどの面からも「全部セット」の
ケーブルに統一するのは
良くないこともわかると思います。
USB 1.1を
USB 2.0に置き換えた時とは
状況が違うことを念頭に置いて下さい。
使う側も色々と注意が必要なので
パッケージや製品情報をよく読み
ニーズにあった製品を選ぶことが
重要になります。
それでは
ケーブル選びに失敗しないための「USB Type-C」の選び方!基礎のまとめ
ということで
簡単にご紹介してみました。
ケーブル選びに迷った時の
ご参考になりましたら、幸いです!(*´ω`*)
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