ピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン（PPAP）」はなぜこんなにヒットした？？その理由を検証してみた！

2016.11.09

ネットで話題

こんばんは！
ライターのだいちゃんです！
皆さんは最近ネットで話題になっている事といえばどのような事が思い浮かびますか？

おそらく「ペンパイナッポーアッポーペン（PPAP）」をあげる方も多いのではないでしょうか？

ご存知かもしれませんが、その世界を席巻している「PPAP」を歌っているのが、シンガーソングライターのピコ太郎です！
「ペンパイナッポーアッポーペン（PPAP）」という謎のフレーズを繰り返しながらリズミカルに踊る動画が、今や世界中に広がっています！
大人気歌手のジャスティン・ビーバーがお気に入りの動画として紹介したことから、その人気は爆発的に広がっていきました！
その広がりぶりは本当にすさまじく、世界各国で「PPAP」の歌マネやカバーをする人が続出しています！
ほとんど無名だったピコ太郎が、一瞬にして世界の人気者に！(◎_◎;)
インターネットの力は本当に凄いです！
ジャスティンビーバーの力もあったとは言え、日本でもほとんど無名に等しい存在だったピコ太郎が、なぜここまで世界的な大ブレークを果たしたのでしょうか？

ペンパイナッポーアッポーペン / PIKOTARO(ピコ太郎)

これをやらないと年を越せない気がしました。#PPAP #PPAPチャレンジ pic.twitter.com/35QMaZ4w4m

— テクノサウルス@yamamoto(中身) (@technosaurus15) 2016年11月8日

凄まじい…

【PPAPクリスマスバージョン】ピコ太郎さんのPen Pineapple Apple Pen をクリスマス・カバーしました。 pic.twitter.com/49bRem94aZ

— SHIROSE（WHITE JAM） (@WJF_SHIROSE) 2016年11月1日

こんなオシャレなものまで……

まだ言ってはいけないのですが…

これまた…全世界で見れるような映像を撮ってきたピコ。

これは、その内容とは関係なく…良い景色だったので撮って貰ったっぴ。

楽しみぴ。 pic.twitter.com/muz0MDW2Mu

— ピコ太郎(PIKOTARO)PPAP (@pikotaro_ppap) 2016年11月8日

今後も気になりますね！！

僕1人で見てもそこまでヒットするなんて、予想できませんでした！
しかし、よく聞いてみるとノリが良くて何よりも思わず真似したくなるようなフレーズが心地いいですよね！振付も真似できるし、日本語ではなく英語という点も大ヒットの要因の１つだと言えると思います。

このような歌を芸人さんが作ったものは今までにもたくさんあります！
しかし、このピコ太郎フィーバーを一体誰が予測できたでしょうか！！

インターネットが普及して、世界が繋がるとこんな事が起きるんですね！
凄さとともにいろいろな可能性を感じます！！

マスコミ側としても、あまりのフィーバー現象かつ初めてのことにどう扱っていいかわからないというのが正直なところではないでしょうか！(◎_◎;)

ではピコ太郎とは一体どのような人物なのでしょうか？
ピコ太郎の正体は、ズバリお笑い芸人の古坂大魔王です。

…と言ってもピンとこない方がほとんどだと思います（笑）

古坂大魔王はお笑いタレントです！
なんと、元底ぬけAIR-LINEのメンバーで、NBRのメンバーなんですね！(◎_◎;)
本名、古坂和仁。青森県青森市出身。青森県立青森東高等学校卒業。エイベックス・マネジメント所属。
所属がエイベックスとかちょっとびっくりです！

日本の芸人でこれほどまでに海外に進出した人がいたでしょうか？
『間違いない』というフレーズで有名になった、長井秀和を覚えていますか？

彼は、単身でニューヨークに渡り、英語を身に付け、現地のコメディクラブでスタンダップコメディを披露するまでになっていました。

しかしピコ太郎のように、たったひとつのネタとしての楽曲が国境を越えてこれほどまでに多くの人に伝わったというのは、かつて一度もなかったことではないでしょうか？
もしかしたら1番びっくりしているのは本人なのかもしれませんね！

そもそも、日本の芸人で海外を目指すという感覚はあまりないのではないかと思います！
大きな理由としては言語の壁だと思います！

日本語が伝わりそのリズムで笑いが起きる事が多いと思います！他の言語を学んで同じように伝えるというのは本当に大変な作業になってきます！

それに加えて、日本の芸人は日本人の客に満足しているし、日本人の客も日本の芸人に満足していると言えるでしょう。

また日本でもお笑いのニーズはとても大きくて、充分な市場があります！
テレビをつければ毎日のようにお笑い番組が放送されています！

そしてお笑い番組の視聴率はとても高く、学校や職場でも話題になる事もしょっちゅうです！
日本で売れる事ができれば、それなりの地位と収入が保証されていると言っても過言ではありません！
つまり、多くの芸人はそこを目指していると言えるでしょう！！

ピコ太郎は、いわゆるまぐれ当たりと言えるかもしれません^^;

しかし、この大ヒットがたとえまぐれであったとしても、こういうものがたまたま当たった、ということには意味があると思います。

「ペンパイナッポーアッポーペン（PPAP）」は、短くてシンプルな歌ネタです！単純な英語であるから世界中の人が理解できると思います！

まず、1番大きいと言っても過言ではない言葉の壁を越えているうえに、言葉を短くすることにより、真似もしやすくどんどんと広まっていったと思われます！！

作り手のなにげないアイデアから生まれたパフォーマンスは、たまたま無駄をそぎ落とした世界標準のフォーマットになっていたのだといえるでしょう。だからこそ、「PPAP」は海を越えて世界中の人が知る所となったのです！

先に日がついて逆輸入で日本でもヒットみたいな感じですよね！！

というのも、現在ののテレビバラエティでは、チームプレーが基本となっているからなのかもしれません。出演者同士でうまく盛り上げているように感じます！

空気を読みながら絶妙なツッコミをいれたりと、個人で面白い事はもちろんですが、その1人1人がうまく助け合う事でより大きな笑いに変わっているのもかもしれません！

ピコ太郎の場合、そのような状況だとあまり持ち味を発揮できないのかもしれません！

しかし、インターネットの世界ではこの基準がガラリと変わってきます。

ネットで見られる数十秒の短い動画に人間性を求める人はいないと言っても過言ではありません。面白ければそれだけで充分に通用すると言えます。
ピコ太郎はそこにうまく付け入る隙があったのだと言えるでしょう。
目の前にあったリンゴにペンを刺したらたまたまひらめいた、と本人が語っている「PPAP」は、そこから本人もビックリするくらいの広がりをみせました！
ピコ太郎の成功自体は偶然かもしれませんが、インターネットの普及に寄って世界規模に目を向けられるという事実だけは間違いないのだと思えますね！