11月8日はアメリカ大統領選挙投票日!アメリカ4年に1度の大イベント大統領選挙を再チェックしよう!
こんにちは、ゆこです。
ついにアメリカ大統領選挙まで
残すところ、あと数時間となりました!
(※正確に言えば、日本時間では9日となります)
正式にアメリカのリーダーである
大統領が決定する前に
アメリカ大統領選挙の予想とおさらいをしてみましょう^^
何回も選挙してるけど、本当の意味でアメリカ大統領が決まる選挙は11月の第1火曜日!
初の女性大統領を目指す
民主党代表となったヒラリー・クリントン氏
そして、過激な発言と巧みな選挙戦略で勝ち登り
共和党代表となったドナルド・トランプ氏
おそらくクリントン陣営、そしてトランプ陣営の
ネガティブキャンペーンなのかもしれませんが
(※誹謗中傷により対立候補をおとしめる選挙戦術のひとつ
とんでもないネガティブな情報が錯そうした中
彼らのドロドロのテレビ討論会は終了しました。
テレビニュースで見ている限りでは
実際、トランプ氏はクリントン氏に終始押され気味だった感があります。
トランプ氏は政治家としての底の浅さが若干見え始めた気がしました。
しかし、それでも自分を貫くあたりがすごいですね。
生半可な気持ちで大統領になろうとは
さて、過去にもアメリカ大統領選挙についての記事を書かせていただきましたが……
⇒アメリカ大統領選挙に出馬した泡沫候補の公約がすごすぎる!不動産王トランプ氏もびっくりの内容とは?
⇒3月1日はスーパーチューズデー!トランプ氏vsクリントン氏のアメリカ大統領選挙の構図は本当に成り立つのか?
最初の記事を書いた頃はまだ、ドナルド・トランプ氏は
まだ泡沫候補者から完全に抜け出ておらず
それでもトランプ氏の勢いは無視できない状況でもありました。
しかし、スーパーチューズデーの頃のトランプ氏は
共和党代表者の氏名確実との声も高く
すでにトランプ氏vsクリントン氏の構造ができあがっていた気がします。
とはいうものの、両候補者ともに
さまざまな問題がニュースとなって露呈してしまい
トランプ氏は自身の発言から同じ共和党内
そして共和党支持者のなかからも反発する人たちが出る始末。
また女性に対しての差別的な発言も批判されています。
クリントン氏も私用メールアドレスを公務で使用していた問題で
FBIが動いたことにより、かなり問題視されています。
メール問題に関してFBIは不起訴の方針を取りましたが
クリントン氏の信用はかなり落ちましたよね。
こうなってくると、かやの外である日本人から見ると
どちらもヤバいんじゃね?
……という見方しかできなくなってきますね^^;
一部の層ではかなり冷めた感じで今回の大統領選を見ているという報道もありますし。
まぁ、ニュースから受け止める、こんな大雑把な感想はともかく(笑)
日米関係からなる経済の行方は
ヒラリー・クリントン氏が大統領になるほうが
現在と変わらぬ関係を築くことができると考えているようです。
クリントン氏はTPP(環太平洋パートナーシップ協定)には反対しているものの
富裕層や企業への課税を強化し
中間層や低所得層への支援の充実
鉄道・道路などへの投資を拡大することで
雇用を生み出すと主張しています。
つまり、それが公約ということですね。
それもあって、クリントン氏が大統領に就任した場合
ほぼオバマ政権の流れを踏襲するだろうと予想されているため
現状維持(に近い)ものになるだろうと考えられるわけです。
一方、トランプ氏が大統領になると予想した場合
かなり厳しい展開が予想されています。
ドナルド・トランプ氏は
「自分で防衛するか、アメリカの費用を分担するべきだ」
……と、同盟国である日本へ対して主張。
さらにはアメリカ軍の駐留経費の負担を増やすべきと主張していますよね。
そういった強硬姿勢は他の政策でも同じで
たとえば為替政策では
「日本は為替を操作して、日本車を大量にアメリカに輸出している」
そんな持論を展開して、日本を名指しで批判しています。
こんなに強硬的な態度を見せつけられては
大統領になったら、どんな姿勢でやってくるのだろうと
不安になりますよね?
実際、日本政府内では、トランプ氏が当選すれば
日本に対してより強硬な姿勢で臨んでくるだろうと
アメリカへの警戒感が高まっています。
それだけではなく、トランプ氏が大統領になることで
アメリカの経済界が保護主義的な傾向が強まれば
G 20などの国際的な協調に亀裂が入るおそれもある
そんな見方さえもあるのです。
なので、ドナルド・トランプ氏が当選した場合
対米関係の構築に手間取るのではないかという
ネガティブな予想もあります。
金融市場でもトランプ氏の過激な発言から「円高」を呼び
投資家の意識を刺激して市場が揺れ動くのではないかと考え
一方のクリントン氏では「円安や株価下落につながっても次第に落ち着く」
そんな安定した予想を生み出しているようです。
あくまで予想ですが、たった1人の大統領が決まるだけで
ここまで変わってしまう、大国アメリカの外交姿勢。
あと数時間で決まるアメリカ大統領選挙は
ヒラリー・クリントン氏
ドナルド・トランプ氏
どちらに決まるのでしょうか?
アメリカ大統領選挙はアメリカ国民にとって4年に1度の重大なビッグイベント!
さて、過去記事でも書かせていただいたのですが……
アメリカ大統領選挙はアメリカ国民にとっては
国の指針が決まる重要なイベントでもあります。
何度も選挙をしているイメージもありますよね^^;
アメリカ大統領選挙は
アメリカに生まれ、35歳以上で、14年以上アメリカで生活した方なら
誰でも立候補が可能です。
なので、実は大統領選挙への立候補者は
ヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏だけではなく他にも多数います。
大統領選挙については過去記事にも書かせていただいてますが
(※アメリカ大統領選挙に出馬した泡沫候補の公約がすごすぎる!不動産王トランプ氏もびっくりの内容とは?)
過去に記事にした泡沫候補
ヴァーミン・ラブ・サプリーム氏の名前も
ここに載るのかもしれません^^;
単純に民主党と共和党から出馬したほうが
当選しやすいシステムができあがっていることと
マスメディアが2大政党を大きく取り上げることもあって
最初のほうに行われる選挙は「予備選挙」と呼ばれ
党内での候補者を絞る作業です。
つまり、共和党・民主党それぞれの大統領立候補者を
選挙を行いながら数を減らしてゆきます。
もっと正確に言えば、有権者は自分が支持したい候補者を支持している
「代議員」に投票します。
代議員は州の人口に比例して配分されています。
自分を支持している代議員が多ければ多いほど
大統領候補者は有利になるわけですね。
そして2月(今年は3月1日でしたが)の火曜日
「スーパーチューズデー」に行われる党内の最終選挙で
大統領と副大統領候補が決まるのです。
正式な候補者が決定すると
10月から本選挙が開始されます。
……とはいうものの、本選挙開始の10月まで
両候補者ともゆっくりしているわけではありません^^;
それまで、候補者は地方を遊説して回ります。
候補者自身の公約、それを実行できた際の利点を説き
自分に投票してもらえるように訴えるわけです。
内容如何によっては、支持者が多い州でも
簡単にひっくり返る可能性もあるからです。
10月からは俗にいうネガティブキャンペーンが開始され
活動が活発というよりも過激になってゆきます。
大統領候補者は3回のテレビ討論会を
副大統領候補者も1回のテレビ討論会を行います。
(※共和党候補はマイク・ペンス氏(インディアナ州知事)
民主党候補のティム・ケイン氏(バージニア州選出上院議員))
テレビを通じて、クリントン氏もトランプ氏も
有識者へ自身の必要性を訴えかけるわけです。
そして本当の意味での本選の投票日。
アメリカ大統領選挙の投票日は
有権者が投票できる一般選挙は11月の第一月曜日の翌日と定められています。
なので2016年は11月8日(火)と決まっているわけですね^^
この日に、有権者は「選挙人」と呼ばれる人々へ投票することで
自分が大統領にしたい人物へ投票することになります。
こうした長い長い道のりを経て
ついにアメリカ大統領は決定するのです。
ちょっと難しいですが面白いシステムですよね^^;
11月7日の時点で
全米の各種世論調査の支持率の平均値は
ヒラリー・クリントン氏が47.2%
ドナルド・トランプ氏が44.3%で
クリントン氏がややリードしている状況です。
このままゆけばクリントン氏の当選は確実とも言われていますが
勝敗を左右されると言われている激戦地区
南部フロリダ州や東部ペンシルベニア州では
コロコロと状況が変わり
予断を許さない状況ともされています。
最後の最後まで気を抜くことができないアメリカ大統領選挙。
投票は2016年11月8日
日本時間では8日の夜から始まります。
日本人から見ればかやの外のお話しではありますが
あなたの予想する人物が大統領になっているのか
11月9日の朝まで楽しみに待ってみることにしましょう^^
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