歩きスマホの被害者・加害者にならないために。ドコモのCM動画が話題に。
みなの者、おもてを上げよ!
どうもこんばんは、ふじたせいぎです。
僕はあまり「歩きスマホ」しませんが、それでもたまにやってしまいます。
NTTドコモから、歩きスマホはこんなに危険だからやめよう!というメッセージを込めた懇親のプロモーション動画が公開されました。
その名も『歩きスマホ参勤交代』という動画です。
CM動画の舞台は江戸時代で、参勤交代の大名行列が”もしも歩きスマホをしていたら”という想定で、その結果からどのくらいのトラブルや危険なことが起こりえるのか、ということを伝えています。
さっそくですから、まずは下記のプロモーション動画をご覧ください。
歩きスマホ参勤交代/Samurai Smartphone Parade
画像でシーン毎に観ていきましょう!
スマホを持った大名行列が始まります。
「歩きスマホ参勤交代」のタイトルがドン!と出ます。
さっそく従者の1人が歩きスマホでフラフラしています。
後ろからは飛脚が走ってきました・・・
案の定、飛脚とぶつかってしまいます。
歩きスマホをしていて人にぶつかったことがある。 66%
非常に多いですね。
さらに別の従者が歩きスマホで列からはみ出してしまいます。
そしてそのまま河へ転落してしまいます。
歩きスマホをしていて駅のホームから落ちたことがある。 3.6%
今度はこれみよがしに落ちているバナナの皮。
この時代にバナナが市場にあったのかは置いておきましょう。
そもそもスマホがあるのですから。
期待通りバナナの皮を踏んで・・・
すっ転びます。
歩きスマホをしていて転んだことがある。 18%
剣術の素振りに勤しむどこかの武士たち。
しかしこいつらもスマホいじりながらやってますね。
参勤交代の従者も歩きスマホをしているので気が付きません。
最初の従者は運良くかわしていきますが・・・
後続者はピコ!ピコ!と綺麗に頭を叩かれて倒れてしまいます。
というか、僕はむしろ素振りをやめろと思う。
今度は別の場所、橋を渡るはぐれ従者と町娘。
二人とも歩きスマホをしています。
やはりぶつかってしまいます。
見つめ合う二人・・・
新たな出会い、恋の予感か・・・?
と、ぶつかった衝撃で町娘が放り投げてしまったスマホが川にポチャリ。
すると町娘の表情が一変。キッと睨みつけられて・・・
強烈なビンタをお見舞いされてしまいました。
参勤交代中の籠の中の大名さん。
すると大名をねらう怪しい刺客のニンジャらしき者が!
吹き矢をフッと撃ち込みます。
狙われたのはなぜか従者でしたが、みんな歩きスマホで誰も気が付きません。
倒れた仲間の従者すら気付かずに屍を踏み越えていきます。
もうなんか、色々とひどいwww
扉の閉まった門まで来ましたが、歩きスマホで気付かずに扉を開けずに激突します。
後続者が続々とやってきて、押しくらまんじゅうみたいなことに。
ドラクエの壁にぶつかる音が聴こえてきそうです。
というか気付けお前ら!!!www
場面は切り替わり、大名を載せた籠は道を反れていってしまいます。
そのままどこかの周りに何もないだだっ広いところまでやってきました。
99%が歩きスマホを危険だと思うと回答。
73%が歩きスマホの経験あり。
耳が痛いですね・・・
そろそろ異変に気付いた大名さん。
籠から出てみれば、運んでいた従者すらいません。
彼らはどこ行ったんでしょうかw
皆の者、おもてをあげよ。
危険です。歩きスマホ。
ドコモのロゴで〆
なかなかの面白いプロモーション動画ですね!
「いやいや江戸時代にスマホねえよ!」とか、
「仲間の屍を踏み越えていくほど気付かないヤツいるのか?」
などという無粋なつっこみはひとまず置いておきまして、
かつては、薪を背負い込みながら、歩きながら本を読んで勉強に勤しんだという偉人の「二宮金次郎」は実在する人物もいます。
当時はではどうか知りませんが、現代では褒められた行為ではありませんね。
以下に実際に「歩きスマホ」で起こった重大な事故を3つ紹介しておきます。
歩きスマホでホームへの転落事故
スマホで注意力が散漫になり、高い所から低いところに落ちてしまうという事故も多発。
そのもっとも象徴的な事故が電車の駅のホームです。
名古屋市昭和区の地下鉄鶴舞線御器所駅に電車が到着する直前に中学生が転落するという事故がありました。
運転士が気づき、慌てて急ブレーキをかけたが、この男性が転落した場所を過ぎてしまったそうです。
しかし、幸い男性はホーム下の空間に逃げ込み、無事だったといいます。
電車のホームで「歩きスマホ」を行っていた際に、ホームの切れ目であるということに気づかずにそのまま直進してしまったために起こった事故です。
また、名城線平安通駅では酒に酔った20代の女性が歩きスマホをしており、ホームから転落してけがをする事故がありました。
さらに、JR四ツ谷駅では「歩きスマホ」で小学5年の男性が線路脇に転落し、怪我をした事故がありました。
これらは一歩間違えると死亡事故につながる重大な事故です。
電車は急に止まれませんからね。
歩きスマホで5000万円の賠償金請求
これは「歩きスマホ」ではないですが、自転車を運転しながらスマホを使用していたため、歩行者に激突して5,000万円の賠償金支払いを命じられた例。
なお被疑者は高校生です。
自転車は軽車両とみなされており、歩行者とぶつかった場合は、10対0の責任がほぼ確実に負わされます。
しかし、日本では自転車のそういった認識がとても甘く、保険などには未加入の人がほとんどです。
そのため、このように衝突事故が起きた場合は、ほとんどの場合が支払いの負担がとても大きくなってしまいます。
これは相手がたとえ軽傷であったとしても、自分の人生が狂ってしまう場合があります。
ちなみに自転車の衝突事故の場合、ぶつけられた人間も比較的軽症で済むことが多いので、「当たり屋」も存在します。
ですので、スマホを使用しながら乗車している場合は、これを狙われる危険性もあります。
気を付けなければいけません。
遮断機の降りた踏切に侵入し電車にはねられた死亡事故
最悪のケースのひとつが、死亡事故です。
東京都板橋区でスマートフォンを操作しながら歩いていた男性が踏切に進入し、電車にはねられ死亡する事故がありました。
目撃者の証言では、死亡した男性は、電車の警笛が鳴らされてようやく気付いたらしく、そのときとても驚いた表情を浮かべていたそうです。
事故当時、左右両側から遮断機が下り、警報機も鳴っていたのに気付かなかったのです。
遮断機の真ん中にある微妙な隙間から中に入り、衝突したと見られているそうです。
想像ですがイヤホンをしていたのかもしれません。
遮断機に関しては閉じている状況がスマホに集中しすぎてわからなかったのか、見えていたけどなんとなく障害物をよけた程度の認識だったのかわかりませんけど、非常に残念な事故です。
家族に事情聴取したところ、自殺するような状況でもなく、目撃者の「驚いた表情」というのもあるため、やはり気付かずに侵入してしまった事故の可能性が高いです。
信じられないかもしれませんが、イヤホンをしてスマホに集中力が一点に注がれている場合、誰にでも起こりえることです。
以上3つ、「歩きスマホ事故」でした。
電車や自動車、自転車が頻繁に往来する現代社会で、歩きスマホの危険性はこの動画の江戸時代に比べて、ずっと増していると言っていいでしょう。
自身の怪我や最悪の場合死亡事故、もっと酷いと周囲に他人にまで迷惑をかけることになります。
この動画のような江戸時代でなくとも、歩きスマホは絶対に控えるべきですね。
海外では画期的な解決方法もあります。
アメリカの歩道にペイントされた「歩きスマホ」の画期的な解決方法https://t.co/7WztNOBmmr pic.twitter.com/obslINz2oM
— ハッピーエブリデイ! (@happy__365) 2015, 11月 23
歩きスマホ専用道路を整備してありますね。
確かに良い考えかもしれませんが、歩きスマホしてる人がまっすぐに歩けるんでしょうか?
スマホクラブでも、歩きスマホは「ダメ!ゼッタイ!」の精神でいきます。
皆さんも、危険なので歩きスマホはやめましょうね!
それではこの辺で!
☆。.:*:・’゜ヽ( ´ー`)ノ まったね~♪
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