桃太郎電鉄のスマホアプリが完全終了!?開発者さくまあきらさんとコナミの間に一体何があったのか?
先日、さくまあきら氏が「コナミから何の連絡もない。こんな調子でずっとほったらかされた。
ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。すべてコナミの石川が握り潰しました。」と
ツイッター上で呟いていましたね。
望みはあるかもしれませんが、時代を築いたゲームが終焉を迎えてしまいました。
桃太郎鉄道、略して桃鉄の終焉
ここで、桃鉄のおさらいをしておきましょう。
桃太郎電鉄シリーズ(ももたろうでんてつシリーズ)は、鉄道会社の運営をモチーフにしたボードゲーム形式のコンピュータゲーム・テレビゲームシリーズである。ハドソンの看板商品の一つであった。
第1作目はファミリーコンピュータ用ソフトで、1988年12月2日にハドソン(現・コナミデジタルエンタテインメント)より発売。
監督はさくまあきら、イラストは土居孝幸。音楽はサザンオールスターズの関口和之の他、一部の作品には宮路一昭や池毅も参加していた。
1作目 桃太郎電鉄(1988年12月2日)
最新作 桃太郎電鉄WORLD(2010年12月2日)(引用元:wikipedia)
ハドソンは「バーイ、ハドソン」のフレーズでおなじみでしたね。
1作目 桃太郎電鉄のハードがファミリーコンピューターと言うのも感慨深いですね
私はプレイしたことがないのですが、友人は良く遊んでいたそうです。
私の世代は桃鉄ドストライク世代でした。
桃鉄を友人とプレイすると、友情破壊やリアルファイトへ突入等もあるみたいですね。
日本編だけでなく、世界版桃鉄が出ていたのは知りませんでした。
他のまとめサイト様や友人も言っていましたが、「桃鉄をプレイしていると、やけに、その土地特有の特産や物件に詳しくなる」と言っていました。
そういう意味では、日本地理だけでなく世界地理にも詳しくなれる知育ゲームとしては最適だったのではないでしょうか?
さくまあきら氏は、シリーズの終了を発表した翌日、その経緯の一端を明かしました。
コナミ主導で作ることが難しいならば、パーセンテージを支払うことを前提に、他のメーカーからリリースするというプランを提示したこともあると述べるさくま氏。
そしてこの提案に対して返答はなかったと語り、「だから桃鉄を終了した」との経緯を明らかとします。
そして、以前から構想を示唆していた「東北復興編」が、すでに完成していたことも報告していました。
にも関わらず、可否いずれにしても返答がなかったとすれば、さくま氏がシリーズ断念を決めたのも無理のない話かもしれません。
残念でなりませんね。
ちなみに、桃鉄は一度終了宣言をしていたんです。
2011年に漫画原作者・小池一夫さんのニコニコ生放送に生出演した際にも「今度docomoで東海編を出すんですが、それを最後に新作はもう出ません」と発言し話題になっていました。
このときは、ハドソンがKONAMIの完全子会社になったことで「レギュラースタッフのほとんどがKONAMIと合わなくて辞めてしまった」と説明していましたが、やはり背景にはKONAMIとの確執が根深くあったようです。
そして、KONAMIが桃鉄終了に関して否定する告知を出しましたが、さくま氏との話し合いの中結論が出ていないのであれば、難しいのかもしれませんね。
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