【訃報】元横綱千代の富士こと九重親方が死去…。twitterでもお悔やみの声が続々と上がっています
こんばんは、ゆこです。
今日は用事があって出かけていたのですが……
帰宅してテレビをつけたら九重親方の訃報が
ニュースで流れていてびっくりしました。
また昭和の顔がひとつ消えたみたいで悲しいです……
知らない人も多いだろうけど元横綱千代の富士(九重親方)はこんなにすごかった!昭和を彩ったスターは実は相撲が大嫌い!?
先日記事にさせていただいたエアロスミス解散も
私にとっては大事件なニュースでしたが……
今回の訃報も私には息が止まるほどビックリするニュースでした。
ウルフ・小さな横綱などの愛称で親しまれた九重親方(元横綱千代の富士)が
すい臓がんで亡くなりました。
61歳でした……
九重親方(元横綱千代の富士)の遺体が、九重部屋に戻った。https://t.co/MuHsfq9Bro
— 相撲デスク・佐々木一郎 (@Ichiro_SUMO) 2016年7月31日
昭和を彩ったスターがまた一人消えたのだな…と
なんだか悲しくなりましたね……
しかも、まだ61歳!
早すぎます……;つД`)
twitterでも当時の姿を知る方々だけではなく
ご両親から教えてもらったという方たちも含めて
お悔やみの声が上がっています。
千代の富士vs寺尾 (平成元年十一月場所) https://t.co/jhCPMZnv0m @YouTubeさんから
この送り吊り落としは非常に豪快だった。
— チョックリー(sait) (@cyokuri) 2016年7月31日
昨年は北の湖が…そして今日の千代の富士が…大横綱が相次いで旅立ちましたね…😢
dメニューニュース:北の湖、千代の富士…相次いで旅立った名横綱(デイリースポーツ) https://t.co/94PnF8Sjsq— MIZUHO☆607(*^O^*) (@800keitsubame) 2016年7月31日
千代の富士が世代交代を体感した伝説の一戦。この時自分は電車に乗っていたのだが、ラジオで相撲を聞いていたらしい老婦人が突然「千代の富士が負けた、千代の富士が負けた」と叫んだので何事かと思った。
https://t.co/okolQbzuFA via @youtube
— ataru@都内 (@ataru_mix) 2016年7月31日
千代の富士vs寺尾 (平成元年十一月場所)
寺尾が顔ばっかり狙ってくるから、頭にきた千代の富士が寺尾を持ち上げてから叩き付ける様に投げる、という伝説の1幕。二人とも格好良かった。この二人以上のイケメン力士なんて知らん。https://t.co/bzesUgqXZO— チャム助 (@chamu_774) 2016年7月31日
確かに二人ともイケメンでしたね!
寺尾関(現錣山(しころやま)親方)は今でもイケメンですよ~
元千代の富士が死去
史上初の通算1000勝
怒濤の53連勝、優勝31回小柄ながら
数々の偉業を成し遂げた大横綱最後は貴花田、貴闘力ら若手に破れ
「体力の限界」と、土俵を去った去り際も見事でした
ありがとう、千代の富士 pic.twitter.com/SEqBonogmY
— ShounanTK (@shounantk) 2016年7月31日
子供の頃にテレビで観た千代の富士といえば
小柄な体で連勝を続ける最強の力士。
そんなイメージでした。
大人だけではなく、子供にも大人気の横綱。
当時の大人気マンガ「キン肉マン」
千代の富士がモデルでしたね^^
それくらい人気がありましたし
ホントにむちゃくちゃ強かったんです。
第58代横綱:千代の富士 貢(ちよのふじ みつぐ)
(本名:秋元 貢)
現在は親方となったために「九重親方」と名前が変わりましたが
千代の富士は北海道松前郡福島町出身の元大相撲力士で
twitterにも書かれてますが
史上初の1000勝到達、53連勝、優勝は31回!
本当に強かったです。
さぞかし大きかったんだろうと思われるでしょう。
元横綱千代の富士の現役時代は
身長:182cm
体重:126kg
力士の平均身長と体重が181cm・144kgなので
身長は足りているけれど、体重が軽いですよね……と言っても100kgは超えているんですけども^^;
ただ、力士にしてはとても小さく感じるんです。
同じく「昭和の大横綱」と呼ばれた元横綱北の湖(故北の湖親方)
立ち姿はこんな感じです。
貫禄と威厳のある大きな体ですよね。
腕とかお腹回りとか……なんだかスッキリしていませんか?
それもそのはずで、元横綱千代の富士は筋肉質な体質だったんですね。
食べても練習で動いてしまうから、脂肪が筋肉になったんでしょうね。
本当に、力士にしては珍しい体格。
ツイッターでも、こんな声が……
千代の富士死去はいいけど、ウルフと呼ばれてた時代の写真を貼る人が誰もいないので僕がやる。
この身体見ろよ!相撲取りの体じゃねぇだろ!! pic.twitter.com/H12FkEquuW— ひげダンディ(8さい) (@handsome_m_tw) 2016年7月31日
なんでも中学生のときに受けた盲腸炎の手術で
お腹の筋肉が厚すぎて、腹を切るのに手こずってしまい手術が長丁場に。
途中で麻酔が切れたのを歯を食いしばって耐えた……というエピソードがあるほどなのです!
手術に耐える姿と抜群の運動神経を見込まれて
手術を行った医師がかつて入門を世話した方を通じて
当時の九重親方へアポイントをとってもらって勧めたのだそうです。
子供の頃から実家の家業である漁師の仕事を手伝っていたため
自然に足腰が鍛えられたのか
運動神経抜群、特に陸上競技では走り高跳び・三段跳びの地方大会で
優勝するほどだったという九重親方。
そりゃあ当時の九重親方も入門させたかったでしょう。
ですが……
未来の千代の富士こと秋元貢くんは
相撲が大嫌い(笑)
家族の反対もあって入門の話は断ったのですが
九重親方も粘りに粘りました。
「中学生の間だけやってみないか」とか
「東京へ行こう。飛行機に乗せてあげるよ」などと言って
入門を誘ったのです。
今でこそ飛行機は1万円を切るような値段で乗れますが
50年ほど前の飛行機はとんでもなく高い乗り物。
憧れの乗り物でもありました……
でも、確かに憧れの乗り物だったとはいえ
飛行機に乗れるから東京へ行ったとか……( *´艸`)
それで、そのまま東京に居ついてしまって
横綱にまで上り詰めてしまうんですから
やっぱり才能があったんですね^^
もちろん、入門してからすべてが順風満帆だったわけではありません。
肩の脱臼グセとか、幾千の苦労を乗り越えて到達した頂点だったでしょうし
私たちの知らない苦労を重ねてこられています。
ですが、だからこそ、苦労を重ねながらも勝ち続ける
千代の富士の姿に、当時の相撲ファンだけでなく
にわかファンすらも惹かれたのだと思います。
千代の富士は昭和の顔と呼ぶにふさわしい一人でした。
九重親方(元横綱千代の富士)、ゆっくりお休みください。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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