もうすぐ解禁!!「今世紀最大の出来」のボジョレーヌーボーを楽しもう!!
こんにちは。
普段のお酒は焼酎派!だけど、
少しではありますが、ワインも嗜みます。
スマホクラブのともやんです。
もうすぐ解禁!!ボジョレーヌーボーを楽しもう!!
お酒好きの方にとって、11月と言えば…?
そう。
ボジョレーヌーボーの解禁ですね!!
ワイン飲んでみたい、ボジョレヌーボー?がすごく気になる
— あきほ (@drag_fish) 2015, 10月 19
筆者も、すごく気になっています!
ほんのちょっと飲めたらそれで満足なんですが
出回るのを心待ちにしています♪
そもそも、ボジョレーヌーボーって?
フランスのブルゴーニュ地方、
ボジョレー地区(パリからは東南に位置します)で
作られる、ブルゴーニュワインのうちの1つです。
豊かな丘陵地では、黒ぶどうの「ガメ種」が
沢山作られているのです。
赤ワイン、ロゼワインはこのガメ種から作られます。
ちなみに、白ぶどう(シャルドネ種)も
作られてはいますが、ブルゴーニュでは
白ワインやロゼワインの生産量は少なめ。
「ボジョレー」と名乗れるワインは、
赤ならガメ種、白ならシャルドネ種を
使用したものに限られています。
ですが、「ボジョレーヌーボー」としては、
赤ワインのみ、となっています。
白やロゼは認められていないのですね。
その誕生は、1951年にまで遡ります。
フランスでは、軍隊への供給を確保するために、ワインの出荷を12月15日まで制限すると省令が出されました。それを受けてボジョレー生産者協会はフレッシュで心躍るようなボジョレーの新酒を、通常よりも早く販売したいと申請を起こしたのです。そして想いが通じ、その年の11月13日、許可が下り「12月15日の解禁を待たずに今現在から販売することのできるワイン」が特定されました。つまり、この時初めて「ボジョレー ヌーヴォー」と呼ばれるワインが正式に誕生したのです。
サントリー ボジョレーヌーボーのサイトより
夏の終わり頃に収穫されたぶどうで、
その年のうちに作られるボジョレーヌーボー。
その年のぶどうの出来をチェックする目的で
作られるようになったとも言われています。
実は、あまり美味しくない…??
毎年のぶどうの出来を確認する為のお酒(新酒)
とも言われているぐらいですので、
「試飲の為のお酒」とも言い換える事が出来ますね。
ぶどう農家やワインのメーカーが
収穫を祝ったり、販売業者などが、
その年のワインの購入量決めるための指標と
なる、大切な目的もあります。
(その為に、短期間で作られるわけですし)
とにかく、解禁となると盛大に売り出され、
各地ではそれに伴うイベントまで開催されたり
するので、取り立ててワイン好きでなくとも、
ついつい乗せられて買っちゃう人も居るでしょうが、
「あれ?なんか、美味しくない…」
「味や香りに深みがないなぁ…」
なんて思うことなかれ。
そもそも、じっくり味わう為のワインとは
別物ではあるのですが、
ヌーボー(新酒)ならではの淡い香りや、
フレッシュな味わいは、やはり魅力です。
今年の解禁日は11月19日!
毎年、11月の第3木曜日の午前0時に
解禁となる、ボジョレーヌーボー。
解禁日が決められているのには、
実は、きちんとした理由があるのです。
本格的な輸出が始まったのは1968年である。当初の解禁日は11月15日であったが、1984年から11月の第3木曜日に改められた。解禁日が設けられた理由として、各メーカーがどこよりも早くヌヴォーを出荷し売上を稼ごうと競い合っていたものが、だんだんエスカレートしていき、ついにはワインとして十分出来上がっていないにもかかわらず、出回るようになってしまったからである。
確かに、短期間で作られるお酒であるとは言え、
十分な出来でないうちから出回ってしまっては、
せっかくのボジョレーの評判を落としかねません。
その為の、解禁日なのですね。
そして、実はその解禁日は、日本が一番早い!
というのも周知の事実。
日付変更線による時差の関係で、日本は
世界のどこよりも早く解禁日を迎えます。
輸入量は日本がダントツでトップ!
ワインを消費する国と言えば、フランスの他に
イタリアをはじめ、ヨーロッパ各国で
多く親しまれているイメージがありますが、
日本が何かとイベント大好きな国民である事も
手伝ってか、ボジョレーヌーボーに関しては、
日本への輸入量が圧倒的に多いのです。
ボジョレヌーボーはバブル日本の産物なんだろが、果たした役割も大きい。ワインなんか一部のクソみたいな連中しか飲まない代物だったのを一般大衆がワインを飲むきっかをつくった。また、和食と相性よかったから、日本人の意識をかえちゃったよね。本場フランスとは意味あいが違う。
— 浦島 次郎 (@urashima2) 2015, 10月 29
筆者も、ボジョレーヌーボーの存在を
知らなければ、ワインを飲むことさえも
なかったかもれしれません。
話題のキャッチコピー
毎年、何かと話題になっている、
強烈なキャッチコピーも注目です。
ちなみに今年、2015年のキャッチコピーは
「今世紀で最高の出来」とのこと。
今年ボジョレヌーボー「今世紀最大の出来」
2003年「100年に1度の出来」きわどい
— 凌可 (@geminightant) 2015, 10月 30
んん…どっちが最高なんだろう。^^;
過去年分のキャッチコピーは、こんな感じでした。
1998年「10年に1度の当たり年」
2001年「ここ10年で最高」
2003年「100年に1度の出来、近年にない良い出来」
2005年「ここ数年で最高」
2007年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
2009年「50年に1度の出来栄え」
2011年「2009年より果実味に富んだリッチなワイン」
2014年「2009年の50年に一度のできを超える味わい」
やたらに○○年で最高、とか○○年に1度の出来、
とか言ってますねw
この絶妙なキャッチコピーで、
ボジョレー・ヌーボーは美味しいもの!
と、世間に認知されたようなものです。
美味しくいただくコツ
ボジョレーヌーボーの軽い口当たりを楽しむには
軽く冷やした上でいただくのがオススメ!
冷蔵庫での保存は、野菜室ぐらいの温度
(14~16℃位)がベストです。
飲む前に1時間程、冷蔵庫で冷やしておくのもOK。
グラスは、口が狭く、小ぶりの物がおすすめ。
ボジョレーヌーボーは香りが少ないワインですので
大ぶりのグラスだと、香りが逃げてしまうからです。
お料理は、赤ワインなので肉料理?
と考えがちですが、あまりに濃い料理だと、
繊細な味が負けてしまいかねないので、
薄味の魚介類や、生ハム、また意外と和食にも合います。
筆者は、チーズや生ハムを使った
サラダと一緒に飲むのが好きですね。
あと、短期間で作られているが故に、
やはり早めに飲みきってしまうことも大事。
今年もボジョレヌーボー解禁日(11/19)がやってきます。一度、ワインだから寝かせたほうが美味しくなると思って一年間寝かせて飲んだのですが味がエグくなって飲めませんでした。やはり早いうちに飲むべきですねー! pic.twitter.com/20Aupnahym
— haru (@haruhiko8841611) 2015, 11月 3
保存は、できれば年内に飲みきるぐらいがベスト。
長くても3ヶ月以内ぐらいに飲みきってしまいましょう。
それ以上置いてしまうと、味が落ちてしまいます。
いかがでしたか?
今年も、ボジョレーヌーボーを楽しんで
いただけたる人が少しでも増えて下されば、
筆者も嬉しいです!!
解禁日と同時に、
美味しいチーズ&生ハムと一緒に
いただきましょう!!
せっかく飲むなら、ワイングラスで香りも楽しんで!
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