VDT症候群は長時間のスマホとPCの姿勢の悪さが原因!対策と予防
VDT症候群をご存知でしょうか。
スマホやタブレット、パソコンのディスプレイを
長時間連続で見ることで体調不良になる病気です。
目、身体、精神に悪影響が出ます。
人によって症状が違うので、
VDT症候群と他の病気と区別しにくいのですが、
チェックする方法がありますので、のちほどご紹介します。
こんにちは、気がつくと長時間パソコンに遊ばれている飛行船です。
VDT症候群は長時間のスマホとPCの姿勢の悪さが原因!対策と予防
VDT症候群の特徴
どんな症状が、VDT症候群と疑われるのかまとめてみました。
目 目が疲れる、目がかわく、目がかすむ、充血など
身体 肩・首・背中が重い、痛い、ひどく凝る、めまい、頭が痛い
精神 イライラする、やる気がでない、よく眠れない、朝から疲れている
VDT症候群のチェック
あなたは以下の項目にいくつ該当しますか。
カウントすることで、
VDT症候群の疑いがあるのか目安になります。
VDT症状のチェック項目
□ 目 ぼやける、疲れる、乾く、充血する
□ 頭 重い、頭痛がある
□ 胃腸 食欲がない、調子が悪い
□ 肩・首・背中 痛みがある、重い
□ 腰・足 だるい、冷たい
□ 身体 めまいや吐き気がある
□ その他 すぐ疲れる、イライラする、熟睡感がない、意欲がわかないなど
パソコン環境のチェック項目
□ 目を酷使する作業が多い
□ パソコン利用時間が連続で1時間を超えている
□ パソコン画面に照明や直射日光が映りこんでいる
□ パソコン作業の時、ディスプレイと資料に視線を頻繁に移動させている
□ パソコン作業の時、室内の明るさと手元の明るさに差がある
□ パソコンの作業スペースがせますぎる
□ 背中を丸めた姿勢や足裏が床に着いていない
7個以上該当する方は、要注意です。
対策と予防を、できるだけ速やかにしたほうがよいですよ。
ほっとくと作業効率が悪くなり、
体調不良からさまざまな病気を引き寄せてしまいます。
VDT症候群の対策と予防
一番の原因は、長時間の連続使用にあるので、
タイマーなどで管理すると忘れません。
1時間以内に10~15分の休憩をしましょう。
休憩の時は目を休ませるために、
目を閉じるか、視線を1m以上先の遠くの物にぼんやりとおきます。
手元の資料や本を読んだりするのは、目の休憩になりません。
身体にムリな負担をかけないために正しい姿勢が必要です。
1 理想的な机と椅子
理想的な机と椅子の高さについては、
座高の数値を使うほうが正確なのですが、
把握されていない方もいらっしゃると思うので
身長を目安に使います。
作業机
自分の体格に合っている机の高さ
机の高さ=身長×0.25-1+身長×0.183-1
身長cm 机の高さcm(四捨五入)
150~151 63
152~153 64
154~155 65
156~158 66
159~160 67
161~162 68
163~165 69
166~167 70
168~169 71
170~171 72
173~174 73
175~176 74
177~178 75
179~180 76
職場では、机の高さを変更するのは難しいので
できれば何かで工夫したいです
作業椅子
自分の体格に合っている椅子の高さ
椅子の高さ=身長×0.25-1
身長cm 椅子の高さcm(四捨五入)
150~153 37
154~157 38
158~161 39
162~165 40
166~169 41
170~173 42
174~177 43
178~180 44
職場では、高さを変更できる椅子が多いと思います。
そうでなければ、クッションなどで調節してください。
足裏が床にぴったりと着いているのが理想です
2 理想的な視力
メガネやコンタクトを使用している方、
その視力はディスプレイ作業環境にあっていますか?
遠方用に合わせたメガネやコンタクトでは、強すぎる事が多いです。
また、長年使っていると、視力がずれたりします。
できれば、1年に1度視力の確認をしたいところです。
目の疲れや片頭痛の原因になったりします。
理想なのは、ディスプレイまで40センチの距離なので、
それに合わせた近距離用メガネを用意する事です。
ついでにブルーライト対策用メガネを使うと良いです。
3 ディスプレイの明るさ設定
ディスプレイ表示の輝度(明るさ)は使う部屋の環境に合わせる事で、
目の負担を軽くすることができます。
知人から教えてもらったディスプレイの明るさ設定方法
部屋の照明の同一条件で、
コピー用紙の明るさとディスプレイの明るさをできるだけ同じにする。
天気や時間帯で、部屋の中に日光の強さも変わるので、
面倒ですが目の健康にはおすすめです。
4 ディスプレイの高さ
ディスプレイの高さも大切です。
視線がやや下向きなる程度がベストです。
ノートパソコンの場合、ディスプレイが下がりすぎるので、
外付けのディスプレイを使いたいところです。
パームレスト
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VDT症状の予防に取りたい食材
目の機能修復や改善に効果があります。
ビタミンB1 豚肉、レバー、ごま、枝豆、ピーナッツなど
ビタミンB2 鮭、ヤツメウナギ、納豆、牛乳、チーズなど
ビタミンB6 イワシ、サバ、大豆、牛乳など
アントシアニン ブルーベリー、カシス、黒まめ、黒ゴマ
βカロチン モロヘイヤ、赤しそ
姿勢が正しくないと、これも心配です。
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VDT症候群は長時間のスマホとPCの姿勢の悪さが原因!対策と予防
いかがだったでしょうか。
身体の中で一番弱い臓器は、目だそうです。
充血したり黄疸になったり、体の不調が最初に出る場所です。
仕事も大事ですが、目を労わりましょう。
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